『フィレンツェの匠』（フィレンツェのたくみ 、原題（ドイツ語）："Die Fursten von Firenze"）は、2000年にドイツのAlea社から発売されたボードゲーム。作者はリヒャルト・ウルリヒ()とウォルフガング・クラマー()。プレイ人数は2～5人。なお、邦題はメビウスゲームズによる訳である。プレイヤーはフィレンツェの貴族となり、 パトロンとしてお抱えの芸術家に評価（作品ポイント）の高い作品を作らせ、貴族の名声（名声ポイント）を競い合う。競り、計画、パズルといったさまざまな要素が盛り込まれている。Aフェイズでは競りを行う。Bフェイズは親から時計回りに、全員のプレイヤーが購入、作品発表を組み合わせて2回行う。購入できるタイル及びカードは以下のようになっている。手元の作品発表をしていない芸術家カードを公開する。作品の出来を示す作品ポイントは、タイルやカードのボーナスの合計となる。ラウンド毎に発表に必要な作品ポイントの下限が決まっており、ゲームが進むにつれて質の高い(作品ポイントの高い)作品でなければ発表できなくなる。全プレイヤーがBフェイズを終えた後、品評会を行う。このラウンド中に作品発表された作品の作品ポイントを比較し、最もポイントが高いプレイヤーに名声ポイントが与えられる。プレイヤーは作品ポイントを名声ポイントかお金、あるいはそれらの組合せと交換し、親が左隣のプレイヤーに移動し、次のラウンドを始める。7ラウンドが終了した後、名声カードによるボーナスを名声ポイントに追加する。最も名声ポイントが高いプレイヤーがゲームの勝者となる。景観タイルおよび建物タイルは、取得と同時に手元の敷地ボード上に配置しなければならない。配置のルールは以下のようになっている。このルールにより、無計画な配置ができないようになっている。

出典:wikipedia