『吸血狼男』(きゅうけつおおかみおとこ、"The Curse of the Werewolf")は、1961年公開のイギリス映画。ハマー・フィルム・プロダクションが製作した、狼男を扱ったホラー映画である。クリスマスの夜、シニエストロ侯爵の戯れで乞食に乱暴され身ごもった召使いが、赤ん坊を生んで死んだ。その男の子レオンは、ドン・アルフレドに育てられ、青年となってクリスティナと恋に落ちる。だが、レオンは満月の夜になると変身する狼男だった。狼男を扱った映画は、過去にユニバーサル・ピクチャーズの『倫敦の人狼』や『狼男』などがあったが、ホラー映画を連作していたイギリスのハマー・フィルム・プロダクションが、テクニカラーで製作し1961年に公開したのが本作である。『パリの王様 大アレキサンドル・デュマ物語』や『悪魔の聖者 小説マルキ・ド・サド』などを著したガイ・エンドアの小説『パリの狼男』を、『フランケンシュタインの逆襲』や『吸血鬼ドラキュラ』などを次々と手がけていたプロデューサーのアンソニー・ハインズと監督のテレンス・フィッシャーが映画化した。脚本を書いたジョン・エルダーは、ハインズの別名である。原作の舞台はスペインに移され、内容も大幅に脚色されている。狼男の青年役をオリヴァー・リードが演じ、その他シニエストロ侯爵役に007シリーズなどで知られるアンソニー・ドーソン、召使いを乱暴する乞食役に『原子人間』で原子人間に変身する宇宙飛行士を演じたリチャード・ウォーズワースらが出演している。
出典:wikipedia
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