クズルルマク川(クズル川 - 、マラシャンタ - ヒッタイト語: 、ハリュス川 - / "Halys")はトルコを流れる川。トルコに水源と河口の両方がある川としては最長である。クズルは赤を、ウルマクは川を意味する。水力発電に使われている。底が浅いので船舶の航行には適さない。クズル川は東部アナトリア高地を源流()に延長1,150キロメートルをほぼ右回りで半周して黒海に注ぐ。始めは西あるいは南西に流れ、「ハリス川の曲がり」()と呼ばれる場所で流れを西から北西へと大きく変える。それからトゥズ湖の北東を通って、デリジェ川と合流する()。そこからジグザグに流れて北西に進み、デヴレズ川(Devrez Nehri)と合流する()。そこから北東に流れを変えて黒海に注ぐ()。ヒッタイトはこの川をマラシャンタ(ヒッタイト語: )と呼んだ。アナトリア半島西部のリディアと、東の大国メディア王国の国境がこのあたりであり、紀元前585年にメディア王国がリディアに攻め込む戦争があったが、偶然起こった日蝕に不吉を感じて両国は和平し、この川が国境と定められた()。紀元前547年、メディアに取って代わったアケメネス朝の君主キュロス2世がリディアに攻め込んで属国とし、国境としての意味は失われた。
出典:wikipedia
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