鈴木 導(すずき おさむ、1928年 - )は、日本の吹き替え、字幕翻訳家。中央大学法学部卒業。外国ドラマ吹き替え翻訳の先駆者のひとり。翻訳学校バベルの講師も務めた。太平洋テレビジョンにて吹き替え翻訳をはじめる。最初に任された『モーガン警部』(原題 "The Sherriff of Cochise")というテレビシリーズでは、翻訳原稿を即座にガリ版で印刷し、リハーサル、本番と徹夜の作業だったという。労働条件が悪かったため、一年後、他の翻訳者二人とともに独立し「翻訳工房」を立ち上げる。しかし、仕事が豊富にあったため、グループで仕事を分け合う必要もなかったという。独立後の初仕事はマクドナルド・ケリー主演の弁護士もの『ロック・アップ』(原題 "Lock Up")だった。額田やえ子亡き後は、『刑事コロンボ』シリーズの翻訳も手がけている(『復讐を抱いて眠れ』『奪われた旋律』)。失業して一年半ほど経ち、生活資金のために持ち株を売ろうと証券会社に行ったところ、置いてあったスポーツ新聞に「翻訳者募集」の文字を見つけ、その広告を破って持ち帰りトライヤルに応募したという。試験問題は西部劇のスクリプトが三ページほどのものであった。面接が終わると、その場で翻訳の仕事に掛かるように求められ、徹夜で作業を続けたという(「経歴」欄参照)。
出典:wikipedia
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