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デュオ・クロムランク

デュオ・クロムランク(Duo Crommelynck)は、1974年から1994年まで活動を続けたベルギーのピアノ・デュオ。ベルギー人のパトリック・クロムランクと日本人の桑田妙子の夫婦によるデュオであった。ヨハネス・ブラームス、ピョートル・チャイコフスキー、フランツ・シューベルト、アントニン・ドヴォルザーク、クロード・ドビュッシー等の連弾曲の開拓、演奏で知られる。活動の頂点で2人は自殺を遂げた。パトリック・クロムランク(Patrick Crommelynck)は、1945年5月10日ブリュッセルに生まれた。ブリュッセル音楽院でステファン・アスケナーゼに師事した後、モスクワ音楽院でヴィクトル・メルジャーノフに、ウィーン国立音楽大学でディーター・ヴェーバーに師事した。桑田妙子(くわた・たえこ)は、1947年11月21日に広島で生まれた。桐朋学園大学音楽部に入学し安川加寿子と奥村洋子に、その後ウィーンへ留学してからはディーター・ヴェーバーに師事した。2人はウィーンで出逢い、1974年にウィーン音楽大学を卒業、デュオとして活動を始めた。ブラームスの《交響曲第4番》の2台ピアノ版の録音で注目を集めるようになり、評価された。ドボルザークの交響曲第9番新世界のピアノ連弾用の譜面を発掘し、世界で初めて録音するなど連弾曲の開拓に尽力した。二人はパリとブリュッセルを拠点に幅広く演奏活動を行ない、数多くの作曲家から作品を献呈された。さらにパトリックは、アンジェイ・チャイコフスキから《インベンション5b》を献呈された。デュオ・クロムランクの初期の作品は「パヴァーヌ」(アポロン)で録音されている。1985年、スイスのレーベル「クラーヴェス」(キング)に移籍し、たくさんの録音を遺した。オーリックやビゼー、ブラームス、ドビュッシー、ドヴォルザーク、フォーレ、メサジェ、ミヨー、プーランク、ラヴェル、モーツァルト、シューベルト、スメタナ、ヨハン・シュトラウス2世、チャイコフスキーの作品をレパートリーとした。シューベルトの4手用ピアノ曲の3枚の音盤は、アカデミー・シャルル・クロよりディスク大賞を、ブラームスの連弾曲全集は1982年フランスのレコード誌「ハルモニー」のダイヤモンド賞を、ドボルザークの連弾全曲録音に対しモンド・ド・ラ・ムジークでショック賞を受賞する。別宮貞雄作曲の「日本組曲第2番」は彼らの委嘱によるものであったが、その不幸な経緯のためもあり、現在、演奏の機会は少ない。活動の頂点にあった1994年7月14日に、2人は自らブリュッセルで命を絶った。すでに2人の関係は破綻していたらしく、それを苦にしたクロムランクが先に自殺し、クロムランクを発見した桑田も後追い自殺した。1956年に開校したブリュッセルの("Athénée Royal de Woluwe-Saint-Pierre")は2人の死後、パトリック・クロムランクと劇作家フェルナン・クロムランク(Fernand Crommelynck)を記念して、("Athénée Royal Crommelynck de Woluwe-Saint-Pierre")と改名された。現在、クラーヴェスにより二人の演奏がYouTubeに無料公開されている。

出典:wikipedia

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