『ヒミツのテックガール』(HIMITSU NO TECH GIRLS)は角川スニーカー文庫から刊行されているライトノベル。著者は平城山工。イラストはとりしも。日本で唯一の女子高専である筑波音特殊女子高等専門学校を舞台に、常に騒動の中心となる体質の主人公本瀬ハルミ、ロボット大好きな那須野マハル、いつも眠そうな眼の天才永井アヤネ、美少女だがツッコミ担当の一柳チサトの四名を中心に巻き起こる、魔法と区別が付かないレベルの超科学的事件の数々。学校推薦で筑波音女子高専の編入試験を受けに来た本瀬ハルミは、その翌日帰宅もできずになぜか臨時委員長を拝命し学園祭の出し物として那須野マハルのロボット屋台と永井アヤネの宇宙喫茶店、どちらのアイデアを採用すべきかの議論を取り仕切るハメに陥っていた。そこに書記の一柳チサトからのツッコミも加わり更にカオスになる議論。何故にハルミはこんなことに巻き込まれているのか――主役級学生たちの名前については"作品内で主に使われる表記（ふりがな）/登場初期に使われる戸籍名と思われる表記/呼称"の順。

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