饒河口岸（じょうが-こうがん）は中華人民共和国黒竜江省双鴨山市饒河県とロシア連邦沿海地方ビキン市の間に位置する道路・水路出入国検査場。饒河口岸は饒河県饒河鎮南部に位置し、当初の敷地面積は約500平方メートルであった。ロシア沿海州で唯一冬季でも貨物通関が可能な出入国検査場とし重要な物流拠点となっている。1993年9月21日に国境が開放され、1994年4月には国務院により国家一類口岸に指定されている。増加する出入国管理業務に対応すべく2005年から拡張工事を実施し、2007年に完成、現在は4,500平方メートルの出入国検査場が稼動している。

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