『マッドワールド』("MADWORLD")はプラチナゲームズ開発のWii用アクションゲーム。発売元は日本国内ではスパイク、海外ではセガ。プレイヤーは主人公・ジャックを操り、殺人ゲーム「DEATH WATCH」を勝ち進んでいく。敵の倒し方は多数存在し、単に斬ったり刺したりするだけでなく、走行する電車や回る大型ファンに投げつける、刃の付いたごみ箱で鋏んで真っ二つにする、無理やりトイレに流す等、様々なギミックを利用できる。人物やフィールドは全て白と黒のツートンカラーで描かれている。そのほかに使われている色は、効果音を表す描き文字の黄色、そして血の色の赤。残酷かつ過激な表現を多く含むため、本作はWii向けソフトでは唯一CEROレーティングがZ区分(18才以上のみ対象)となった。そのゲーム内容から当初は日本での発売は難しいと思われていたが、スパイクがセガに日本版の発売を提案し、スパイクから発売されることになった。海外版からの変更は一部の設定のみで、残酷表現の修正は無い。プロデューサーを務めた稲葉敦志は日本版発売について、「予想外の事」と自身のブログで語っている。また、本作は任天堂ハード用ソフトで初めて、CEROレーティング区分によるパッケージ色変更(レーティングがC区分(15歳以上対象)以上のソフトに限り、パッケージを黒色にするというもの)が行なわれたソフトである。元々は『斬撃のREGINLEIV』の開発がきっかけで誕生したシステムだが、発売日の関係上本作が初の採用例となった。以降任天堂ハードで発売された全てのパッケージソフトにおいて同様の措置が取られている。ゲームは全5ステージで構成されている。各ステージは最終ステージを除きそれぞれ3エリアで構成されており、エリア内を探索しつつ、次々と現れる敵を倒してスコアを稼ぐのが基本となる。一定のスコアを獲得する毎に武器やアイテムが支給されたり、高いスコアを得られるブラッドバス・チャレンジに挑戦する事が可能。定められたターゲットスコアまで到達するとエリア内にゴングが出現。ゴングに近付いてAボタンを押すとボスと戦うか問われ、YESを選択すればボス戦へと突入することができる。ボスを倒せばエリアクリアとなり、新たなエリアまたはステージに行くことができる。一度クリアしたエリアは自由に選択でき、何度でもプレイ可能。エリアクリア時にはリザルトが表示され、スコアが記録される。記録されるスコアはハイスコアと、そのエリアを最後にプレイしクリアした時のスコアの二つで、記録されたスコアはエリア選択画面で見ることができる。なお、各ステージの最後のエリアはボス戦のみの構成またはボスのいる場所までザコ敵を倒しつつひたすらエリア内を進むだけの構成になっている。またスコア(ザコ敵が登場しないエリアの場合はクリアタイム)の更新や記録はされるものの、エリア選択画面で見ることはできない。ジャックが倒されると残りクレジットの数だけコンティニューでき、その場から復活することができる。クレジット数は初期設定(エリア開始時)は2つ。アイテムにより増やすことはできるが、エリアクリア後はリセットされる。また、残りクレジット数の分だけエリアクリア時にボーナスポイントが加算される。倒されてコンティニューしない、残りクレジット数を全部失う、制限時間内にボス戦に突入しなかった場合はゲームオーバーとなる。殆どのエリアにはデスウォッチ・チャレンジなる条件が存在しており、プレイ開始前に表示される条件をクリアすることで高いスコアを得ることができる。デスウォッチ・チャレンジは1つのエリアに数種類用意されているが、一度クリアした条件に再挑戦はできず、またコンプリートしてもスコア以外に特典などは存在しない。ゲームクリア後は新たな武器アイテムが追加される他、難易度の高いハードモードでプレイすることが可能になる。難易度は一度変更すると再びゲームクリアするまで変更できなくなるが、ゲームの進行状況はそのまま継続される。マルチプレイでは、プレイヤー2人でブラッドバス・チャレンジに挑戦しポイントを競い合う対戦モードになっている。敵が気絶状態になる(ボスの場合は体力メーターを全て減らす)とFINISHマークが表示され、この時にAボタンを長押しまたはBボタンを押すことで発動し、止めを刺すことができる。通常の攻撃で倒した時よりも得られるスコアは高い。ボスに対しては専用のフィニッシングオフが用意されている(特定のザコ敵や中ボスにも存在する)。エリア中至る所に配置されており、拾うことができる。これらを利用し敵を倒すことでより多くのスコアを得られる。敵を投げ込むなどして利用する。ザコ敵なら簡単に倒すことができ、獲得できるスコアも高い。幾つかの中ボスに対しても効果があるものもある。得られるスコアはギミックによって様々である。他にも多彩なギミックがゲーム中存在する。中ボスやボス敵は特殊攻撃を仕掛けてくることがあり、この時画面に表示される指示通りにWiiリモコンやヌンチャクを振る事ができれば、攻撃を回避でき、反撃して大ダメージを与えることができる(回避するだけのパターンもある)。逆に入力が遅れたり、指示通りにできなかった場合は回避に失敗して大ダメージを受けたり、敵によっては即死してしまう事もある。ジャック同様、「デスウォッチ」を勝ち進んできたランカー達で、ジェファーソン島の様々なエリアを支配している。一定のスコアを得ると参戦。殆どのエリアでは数体存在しており、特定の場所に進むと出現するパターンもある。スコアを獲得することで支給される他、エリア内のどこかに配置されていたり、特定の敵を倒すと出現する。オブジェクトの中に隠されている事も多い。どれも攻撃力は高いが、1つまでしか所持できない。使用制限があり、使い続けると壊れてしまう。持ち替えることは可能。武器によってはフィニッシングオフも行える。一定のスコアを得ることで挑戦可能になり、行える場所はマップを見ることで確認できる。制限時間内にルールに則った方法で敵を倒すのが基本で、多く倒すほど得られるスコアは高くなる。ブラッドバス・チャレンジに登場する敵は王冠を被っており、一部を除いて積極的には攻めてこず、チャレンジ終了後は消えてしまう。終了後リザルトが表示され、ハイスコアと最大撃破数が記録、更新される。
出典:wikipedia
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