『ボーダーブレイク』(BORDER BREAK)は、セガ・インタラクティブ(2015年3月まではセガ)のアーケード用サードパーソン・シューティングゲーム。通称『BB』『ボダブレ』など。2010年10月21日に稼働した、バージョン2『ボーダーブレイク エアバースト』( - AIR BURST)を経て、2012年10月11日よりバージョン3『ボーダーブレイク ユニオン』( - UNION)の稼働が開始された。2014年4月17日からバージョン4『ボーダーブレイク スクランブル』が、2015年11月5日からスクランブルのアッパーバージョン『ボーダーブレイク スクランブル 武』がそれぞれ稼働。2016年6月23日からバージョン5『ボーダーブレイク エックス』が稼働。「ブラスト・ランナー(ブラスト)」と呼ばれるロボットをカスタマイズ・操作して行う、サードパーソン・シューティング。筐体の基板にはRINGEDGEが採用されており、ALL.Netによるネットワーク接続で最大10対10の20人同時プレイを行い、プレイヤー情報を別売の専用ICカードに保存できる。専用ICカードは『ボーダーブレイク スクランブル』までは使用回数制限が設定されていたが、2015年11月5日稼働開始の『ボーダーブレイク スクランブル 武』からは使用回数制限が撤廃され、使用回数無制限となる。料金は「ゲームポイント(GP)」を購入する形で支払い、GPはゲームのプレイ時間、ゲーム内アイテムの購入に充てられる。クレジットに応じてゲームをプレイするのではなく、GPによって一定のプレイ時間が得られる。このシステムは、同じくチーム協力TPSであるコナミデジタルエンタテインメントのスティールクロニクルでも導入される。レベニューシェアによって提供されており、稼動は好調で、セガサミーのIR資料でも度々本作が採り上げられる。Ver.1.5より追加、一定期間開催されるイベント中のみ選択可能。イベントバトルへの参加や、イベントポイント(EP)の報酬への交換を行うことができる。各バトルの後には報酬箱の代わりにプレイ成果に応じたEPが獲得できる。またイベント終了後に、そのイベント中の成果に応じたボーナスEPが追加で支給される。EPは素材(通常プレイよりもレア度の高いものが出やすい)、イベント限定のキャラクターパーツ、イベント限定の機体カラーに交換できる。イベントバトルの戦場は全国対戦とは異なるものが使用され、BGMも専用のものとなる。マッチング幅は全国対戦よりも広くなっている。クラスポイント(CP)は増減しない。一部のプレイヤー間で、EPを効率的に獲得するためにプレイヤー同士が結託して特殊な行為を繰り返すプレイ(プレイヤー間のスラングでは「談合」と呼ばれる)が行われたことがある。これについてはセガ側から公式に禁止のアナウンスがなされており、2011年5月のイベントでは、「談合」をしたプレイヤーに該当イベント成績の抹消、以降のイベント参加権の剥奪などのペナルティが課せられた。イベントバトルの特別ルールは現在3つが存在するが、特別ルールが使用せず全国対戦とほぼ同じ環境を行う場合がある。「UNION」で追加されたモード。巨大兵器を母艦に、通常のCPUとは比べ物にならないほど強化された特殊CPU機体や自律兵器Droneを相手にする対CPUモード。フェイズ1、2と2段階に区分けされている。フェイズ1では短時間でプラントを占拠することが目的。フェイズ2では巨大兵器とCPUからプラントやコアを守りつつ、可能ならば巨大兵器の破壊を目指す。各バトルの後には戦果に応じた個数の報酬箱が与えられる。報酬箱の中には「ユニオンキューブ」が入っていることがあり、ユニオンキューブが10個貯まると、ユニオンバトル限定のキャラクターパーツ・機体カラーなどの報酬を獲得することができる。ver.2.0よりクランシステムが実装された。BB.NETに加入、カードを登録してメンバーが2人以上のクランを設立するか加入しておくとメニュー画面から「クラン演習」を選ぶことができる。1枚のカードで加入できるクランは1つだけであり掛け持ちはできない。なお、BB.NETを解約してしまうとクランからは強制退会となる。BB.NET上でクランマスターがあらかじめ演習スケジュールを設定し、メンバーに参加登録をしてもらう。その時間に合わせてクラン演習を選ぶと、メンバー同士が優先的に同じバトルにマッチングされる。演習は、クランからの参加者が上限人数に満たなかった場合他のクラン演習とメンバーが混ざる「オープン」設定がデフォルトであるが、クランメンバー以外は参戦できない「クローズド」設定にすることもできる。「クラングループ設定」で、複数のクランが参加する演習スケジュールを組むことも可能である。クラン演習のマップは全国対戦と同じものとなるが、BGMはクラン演習専用のものに変わる。バトル後には全国対戦と同じく成果に応じた数・種類の素材が手に入るが、勲章や通り名は獲得できない。B5以上ではクラスポイント(CP)は増減しない。全国対戦、イベントバトルではクラス別に対戦のマッチングが行われる。クラスごとのプレイヤーの数に応じてマッチングのクラス幅が設定されており、クラス幅は頻繁に変更されている(稼動当初のB1~A5マッチなど)。また、イベントバトルでは全国大戦とは別のクラス幅が設定されている。プレイヤーはブラスト・ランナーと呼ばれるロボットを操作し、戦闘に参加する。ブラスト・ランナーは頭部・胴部・腕部・脚部の4つの部位と、イクシードという3種類のチップで構成され、それぞれ特徴のあるパーツを組み合わせて自機カスタマイズを行う。出撃時に強襲・重火力・遊撃・支援の4つの兵装から1つを選択する。各兵装が所持する武器も事前にカスタマイズしておく。パーツと武器の組み合わせのパターンは無数となり、試行錯誤して自分の好みに合ったブラスト・ランナーを構築してゆく事もこの作品の楽しみの一つである。ランクに応じたマッチング内の、GRF/EUSTどちらかのチームに合流後、兵装および出撃地点を選択する。出撃地点に降り立ったら戦闘を行う。撃破されて一時撤退すれば、再び兵装選択画面に戻り、出撃可能な拠点からの出発となる。自軍もしくは敵軍のコアが破壊されるかタイムアップを迎えるまで、兵装選択・出撃・戦闘を繰り返す。作戦中は、自分の取った行動に応じてバトルポイント(BP)を付与され、作戦終了時に得られる報酬に影響が出る。画面上では、自軍に属するものは青色、敵軍のものは赤色、中立のものは灰色で示される。戦場は多種存在し、それぞれが、プラントやカタパルトなど施設の数・配置を変えた数種類のマップを持つ。同じマップでも構造自体が変化したり、特定の兵器が使用可能になるものもある。いずれか一つのマップが原則として週替わり(月~日)で指定される(マップローテーションが指定されている場合は設定された複数のマップを入れ替わる)。通常、次週のマップは、前週の金曜日に発表され、公式サイトの「スケジュール」と筐体の「SATELLITE NEWS」で確認できる。全国対戦とクラン演習(オープン)は同じマップが使用されるが、イベントバトル・ユニオンバトルは別のマップが指定される。クラン演習(クローズド)と個人演習、店内演習では3種類のうちからマップを選ぶことができる。戦場により1チームの最大参加可能人数は6~10人と異なり、不足した場合はNPC機体が補われる。マップごとの詳細は公式サイトのPDFを参照。主にガイドブックや書籍、アドバタイズデモで語られる。『Ver1.5 マスターズガイド』および『エアバースト テクニカルガイド』に名前と設定が記載されている。デモムービー等のプレイヤーキャラクター名は原則としてこの名前が使用されている。キャラクターデザインおよびパブリシティイラストは、イラストレーターの風間雷太によるもの。キャラクターボイスの担当については稼働当初から基本的に非公開だが、Ver3.0でエイジェン側の担当を最初から公開されたのを始めに、Ver4.0・4.5からメインキャラクターもスタッフにより徐々に公開されている。どのキャラクターを選んでもゲーム進行に差が生じることはないが、タイプ別に使用できるキャラクターパーツが異なる。詳細なアップデート年月日と内容は、公式サイトのバージョン履歴を参照。頭文字【セガ】を冠した公認のプレイヤーおよびクランが存在する(一般プレイヤーは【】(隅付き括弧)が入力できない)。開発スタッフが全国対戦に出撃する時は、Twitterで事前に告知されることが多い。本作と連動したサイト『BorderBreak.NET (BB.NET)』が提供されている。アクセス可能時間は午前8時〜翌午前4時。ICカードを登録すると、様々なコンテンツを利用できる。BB.NET内で使用できる仮想通貨のこと。メダルは主に以下の方法で獲得できる。BB.NETメダルでは、以下の専用アイテムを買うことが出来る。また、プラモデルなどの関連商品の特典として専用アイテムが獲得できるようになっていることもある。なお専用アイテムはBB.NETを解約(課金切れによる強制解約を含む)すると消滅してしまうため注意が必要。『ボーダーブレイクmobile -疾風のガンフロント-』は、2013年3月8日にサービス開始のソーシャルゲーム。運営はセガゲームス(2015年3月まではセガネットワークス)。詳細は"ボーダーブレイクmobile -疾風のガンフロント-"を参照。一部商品にBB.NET用シリアルコードが付属。コトブキヤが販売する、1/35スケールプラモデル。素体に同社の「クロスフレーム」を採用しており、ゲームと同様にパーツの組み換えが可能。すべてセガプライズからの販売。ボーダーブレイクのゲーム中で使用できるアイテムは、キャンペーン期間中にBB.NETでBB.NETメダルと引き換えることで手に入った。なお、タイアップという形ではないが、バーチャファイター20周年の節にアキラが使用する鉄山靠をほぼ再現したアクションチップ「リアインパクト」が実装されている(ただし、アキラの決め台詞である「10年早いんだよ!」は少女アバタ―使用時に一定条件を満たすと喋ることがあり、これは初期から存在していた)。電撃文庫 FIGHTING CLIMAXでは戦闘背景としてもブラストが登場している。
出典:wikipedia
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