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TZ-45短機関銃

二人のイタリア人兄弟、トニオ&ジョルジュ・ジョアンドソ兄弟によって設計された短機関銃である。TZ-45は、同時期に開発していたFNAB-43と比べ、当時のイタリア軍では期待されていた武器のひとつであった。銃全体はプレス加工が用いられ、各パーツも同時に溶接されていて全体的に大量生産が容易に行えるように銃床から銃身に至るまですべて金属で作られた。発射機関部にはブローバック式が用いられ40発の箱型弾倉を採用、弾薬には9mmパラベラム弾を使用した。また暴発防止の安全装置や射撃時の反動を抑えるために銃口にはコンペンセイターが装着され、射撃はフル・セミオートの切り替えが出来た。銃床は棒状の金属製肩ストックが用いられている。ただし安定用のフォアグリップなどは装着されず、射撃時には前部に装着された弾倉を握って射撃するため、イギリスのステンガン同様に機関部の送弾不具合(ジャム)が少なからず発生した。生産されたすべてのTZ-45は1944年から翌年の1945年までの間に約6000丁ほどがイタリア各地の中小企業で製造され、第二次世界大戦末期の北部イタリアの戦いではイタリア社会共和国(サロ政権)軍とそれに反抗するイタリア人パルチザンなど、両陣営で使用されている。戦後余剰となったTZ-45の多くはアメリカ軍及びイギリス軍によって回収され研究調査されたが、両国の研究者は、共に材質の悪さ等を理由にTZ-45に対して高評価を示さなかった。その後1952年代に入ると、ネ・ウィン指導の下に自国製武器の開発に注目していたビルマ(現ミャンマー)政府によってTZ-45は再び注目され、イタリア人技師を招くなどして徹底的に研究された。そしてビルマ製TZ-45でもあるBA-52を後に開発している。BA-52の完成後はラングーンやインヤ湖付近にある軍需工場などで量産が開始され、ビルマ陸軍の標準サブマシンガンとして採用された。しかしながら完成したBA-52もTZ-45から続く材質の悪さや機関部の不具合までもが受け継がれており、後に兵隊の間ではBA-52は「ネ・ウィンのステンガン」という俗称が付けられている。(イギリスのステンガンも開発初期は不具合が続出したため)その後、ミャンマー軍は、イスラエル製のUZI短機関銃を1990年代に国内でライセンス生産して装備したため、現在では第一線を離れているとみられる。

出典:wikipedia

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