『蝸牛考』(かぎゅうこう)は、柳田國男の語学書。日本各地ではカタツムリをどのように言うのか方言を調査して方言周圏論を提唱した。1930年(昭和5年)、刀江書院から発行。また、1943年(昭和18年)に創元選書に収録、1980年(昭和55年)に岩波文庫にも収録された。蝸牛(かぎゅう)とはカタツムリのことである。柳田國男は日本全国のカタツムリの方言(呼び名)を調べたところ、カタツムリの方言は以下の表のように京都を中心とした同心円状に分布しているという事実を発見した。そして、この事実を一般化して、(カタツムリの名称に限らず)一般に方言というものは時代に応じて京都で使われていた語形が地方に向かって同心円状に伝播していった結果として形成されたものなのではないかとする方言周圏論を展開した。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。