釧路運輸車両所(くしろうんゆしゃりょうじょ)は、北海道釧路市喜多町2番16号にある北海道旅客鉄道(JR北海道)の車両工場・車両基地および、運転士・車掌が所属している組織である。釧路運輸所(釧路車掌所と釧路運転所が合併)と釧路車両所(工場部門)が合併して誕生した。2004年(平成16年)3月改正で花咲線運輸営業所から運転業務(運転士・交番)を移管し、根室本線釧路駅 - 根室駅間(通称・花咲線)の運転業務を受け持つようになった。主に、釧網本線・根室本線で運用される気動車のほか、特急「スーパーおおぞら」系統で運用される気動車が配置される。2016年4月1日現在の所属車両は以下のとおり。所属車両の車体に記される略号は、旅客車が「釧クシ」(釧=釧路支社、クシ=釧路の旧電報略号)、機関車が「釧」(=釧路)である。過去にDMV(デュアル・モード・ビークル)が配置されていた事がある。DMV911と912の2両が存在したが、新しく大型のDMV921が登場し911と912は2009年度内に除籍となった。事業用バスとしての車籍は網走バスの名義となっていた。車両の検査や修繕の他に、車両改造も行っている。鉄道車両に記入される記号は「KR」、「釧路運両」。旧・日本国有鉄道(国鉄)時代から各種車両の製造、改造、整備、廃車解体を行っている。北海道内で車両の製造ができる工場は苗穂工場・釧路工場の二箇所だけであった。海峡線用のオハ50系の一部や札沼線用のキハ141系の一部もここで改造された。気動車の検査修繕が主であり、キハ54形の台車交換や前面強化工事、キハ40形の特別延命工事(1700番台化)も当車両所で行われている。釧路地方合同庁舎・釧路市こども遊学館・日本銀行釧路支店およびジェイ・アール道東トラベルサービスが管理する駐車場になっている。
出典:wikipedia
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