『第十七捕虜収容所』(だいじゅうななほりょしゅうようしょ、原題: "Stalag 17")は、ドナルド・ビーヴァンとエドモンド・トルチンスキーによるブロードウェイの舞台劇を原作とする1953年のアメリカ映画。第二次大戦末期のドイツの第十七捕虜収容所の第4キャンプは、アメリカ人の兵士ばかりを収容していた。あるとき、そこから2人の捕虜が脱走しようとするもあえなく射殺されてしまう。するとアメリカ兵たちはこの中にドイツ軍のスパイがいるのではないかと思い始め、悲観論者のセフトンが真っ先に疑われる。本作にも出演しているピーター・グレイブスがのちに主演したTVシリーズ『スパイ大作戦』の第2シーズンエピソード『鉄条網とリンチ』は本作のオマージュになっている。舞台設定は(『スパイ大作戦』制作当時の)現代だが、舞台となる架空の国の刑務所は本作の捕虜収容所にそっくりで、囚人たちの間にスパイが紛れ込んでいるというプロットも同一である。本作ではその真犯人役だったピーター・グレイブスが、パロディ版では探偵役にまわり、真犯人を見抜いて告発する趣向になっている。テリー・サバラス、ロジャー・ムーア主演のアクション映画『オフサイド7』でもナチスの捕虜収容所が登場、ウィリアム・ホールデンがワンカットだけ出演するパロディがある。セフトンさながらに葉巻をくわえながら「悪くないよここも。マッチある?」とそれらしいセリフを口にする。
出典:wikipedia
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