『MEZZO -メゾ-』(メゾ)は、2004年に放送されたテレビアニメ作品。本項では、2000年に発売された前作のアダルトアニメ『MEZZO FORTE』(メゾ・フォルテ)についても記述する。梅津泰臣のテレビアニメ初監督作品。アダルトアニメ『MEZZO FORTE』全2巻の続編として製作され、独立UHF局およびキッズステーションにて放送された。放送期間は2004年1月4日から同年3月29日まで(テレビ神奈川での場合)で、全13話。アダルトアニメの続編が一般作品として地上波で放送されたのは、アニメ史上初である。なお、梅津が作画監督まで担当した第1話を除いて第2話以降の話はすべて別スタッフが作画監督を担当しているため、梅津の絵柄の統一性や再現性には欠ける面がある。また、本作の第4話と第5話は世界観だけでなく内容も前作と密接しているため、この2話分の全容を理解するには事前に前作を見ておく必要がある。前作は濡れ場が無くても物語が成立する構成となっており、2004年7月23日には濡れ場を削除してR-15指定相当に再構成した、『MEZZO FORTE International Version』がDVD/VHSで発売された。DVDには全米で発売されたインターナショナルバージョンと、梅津が再編集してオーディオコメンタリーも付いたディレクターズバージョンを同時収録し、VHSには前者のみを収録したこの製品のうち、ディレクターズバージョンは2007年11月25日にAT-Xにてテレビ放送された。梅津は続編を構想しており、主人公・鈴木海空来が最終話で見る予知夢にそれへの伏線も盛り込んでいたが、2008年3月3日に死去した黒川健一役の声優・広川太一郎への深い敬意から、続編は限りなく不可能になったと自身のブログで発言している。2015年現在、『MEZZO FORTE』は『International Version』のDVDが発売されている他、VOL.1とVOL.2と『International Version』のネット配信が行われている。本作は全13話のDVDが発売されている他、ニコニコチャンネルやバンダイチャンネルなどでネット配信が行われている。2015年4月24日には、本作と同じく梅津の監督作品『A KITE』の実写版『カイト/KITE』の公開を記念して『MEZZO FORTE』全2巻を1パッケージに収録した廉価版『MEZZO FORTE Special Edition』がBD/DVDで発売予定。これに先行して同年4月3日に発売予定の『A KITE Special Edition』と同じく、陰部のモザイク処理は極小モザイクにリニューアルされている。現代からそう遠くない未来。街には人型のロボットが実用化され、治安は犯罪率の上昇とそれに反比例しての検挙率の低下により混沌とした世の中。そこに、合法非合法を問わず危険な仕事の代行を生業とする危険代行業DSA(DANGER SERVICE AGENCY、略してディーエスエー)の3人、紅一点でカンフーと銃の扱いはピカイチの鈴木海空来、元警察官で麺ジャンキーの黒川健一、ファンキーな容姿ながら腕の立つエンジニアの原田智久がいる。今回の依頼は、プロ野球球団・ピーチツイスターズのオーナーで桃井グループのトップ・桃井桃吉の誘拐だったが、膨大な報酬と引き替えに請けてしまったことが運の尽き。桃井の跡取り娘で血を見ることと殺人行為が大好きなサイコ女・桃井桃実に狙われる事態となってしまう。なお、『A KITE』から主人公・砂羽と彼女の好敵手・音不利に殺された警察官がチラリと登場しているが、あくまでもゲスト。作品間には何の繋がりもない。桃井グループの一件からしばらく経って事務所は元通りとなったが、DSAの請ける仕事は人間様同士のドンパチだけでなく、実は幽霊からの依頼であったり、結果的に宇宙人の魔の手から地球の危機を守ることとなったりと、以前にも増して一筋縄では行かない仕事ばかりとなった。黒川の「命を落としかねない依頼だけは請けない」というポリシーなどもはや紙屑同然であり、彼の命を付け狙う殺し屋・魚眼の和外などの存在もあって3人の命は風前の灯一歩手前の、紙切れ1枚首の皮1枚の綱渡りな日々が続く。この物語はDSAの活躍と、ある出来事がきっかけで海空来に憧れるようになった小学生・五十嵐あさみの成長を描く物語である。声優名は『MEZZO -メゾ-』でのもの。『MEZZO FORTE』では非公表。
出典:wikipedia
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