小松 清（こまつ きよし、1900年6月13日 - 1962年6月5日）は、日本の評論家・フランス文学者。兵庫県神戸市生まれ。神戸高等商業学校中退。1921年フランスに渡る。帰国後、マルロー、ジッドなどを紹介し、1934年、行動主義文学論争に加わる。1935年、文化擁護国際作家会議の報告書『文化の擁護』を編纂、1937年「報知新聞」特派員として再度渡仏。1939年、日仏同志会が発行していたフランス語の月刊情報誌『FRANCE-JAPON』の編集執筆に加わり、日本の文化的側面を広く紹介した。1940年帰国し、その後仏領インドシナに滞在した。1946年帰国、日本ペンクラブの再建に努め、会長川端康成の片腕として国際交流に活躍。ミュッセの翻訳もある音楽家の小松清（1899年 - 1975年）は同名の別人である。

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