マックスウェル・M・シャーザー(Maxwell M. Scherzer, 1984年7月27日 - )は、アメリカ合衆国・ミズーリ州セントルイス出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLB・ワシントン・ナショナルズに所属。のMLBドラフト43巡目(全体1291位)でセントルイス・カージナルスから指名されたが、契約せずにミズーリ大学コロンビア校へ進学。大学では、にビッグ12カンファレンスで1位となる防御率1.86・131奪三振を記録し、カンファレンス最優秀投手に選出された。のMLBドラフトでアリゾナ・ダイヤモンドバックスから1巡目(全体11位)で指名された。代理人はスコット・ボラスだった。5月31日に契約金300万ドルに加え、4年430万ドルのメジャー契約で入団。ドラフト指名から入団までの間は独立リーグフォートワース・キャッツでプレーしていた。12月7日に発表されたベースボール・アメリカ誌の有望株ランキングではダイヤモンドバックス傘下で4位、速球部門では有望株の中で最高の評価を受けた。は開幕をAAA級ツーソン・サイドワインダーズで迎え、4試合の登板で23イニングを投げ、38奪三振を記録。4月27日、球団はヤスメイロ・ペティットをツーソンへ降格させ、シャーザーをメジャーへ昇格させた。2日後のヒューストン・アストロズ戦でメジャーデビュー。6月11日の登板後、ツーソンへ降格したが、8月29日に再びメジャーに昇格。同年、先発として7試合、リリーフとして9試合、計16試合に登板。は先発投手としてメジャーに定着し、30試合に登板。2009年12月9日にデトロイト・タイガース、ニューヨーク・ヤンキースとの三角トレードでダニエル・シュレーレス、オースティン・ジャクソン、フィル・コークと共にタイガースに移籍。このトレードではカーティス・グランダーソンがヤンキースに、エドウィン・ジャクソンとイアン・ケネディがダイヤモンドバックスに移籍した。は、12勝をあげた。は、防御率こそ悪化したが15勝でジャスティン・バーランダーに次ぐ二番手の投手となる。は、スプリングトレーニングで絶不調で、開幕後もしばらく調子が上がらなかったが、終わってみれば自己最多の16勝とリーグ2位の231奪三振を記録した。奪三振率11.08は先発投手ではMLBトップだった。は開幕13連勝を記録し、7月16日に行われたシティ・フィールドでのMLBオールスターゲームで、アメリカン・リーグの先発投手として登板し、2回を無失点に抑えた。同年はシーズンを通じて好調で、最多勝利のタイトルとサイ・ヤング賞を受賞。1月17日にタイガースとの年俸調停を回避し、1550万ドルの1年契約に合意した。レギュラーシーズンでは、防御率が3.00台に乗った(3.15)が、18勝(5敗)を挙げて2年連続での最多勝となった。奪三振と奪三振率は、3年連続でそれぞれ230超・10.0超となった。オフに、FAとなった。1月21日にワシントン・ナショナルズと7年総額2億1000万ドルで契約を結んだ事が発表され、入団会見を行った。背番号は、新しく「31」となった。6月20日のピッツバーグ・パイレーツ戦でノーヒットノーランを達成。さらに10月3日のニューヨーク・メッツ戦で2010年のロイ・ハラデイ以来史上6人目となるシーズン2度目のノーヒットノーランを達成した。最終的には33試合に登板し、自己ベスト且つナ・リーグ8位の防御率2.79・同じく自己ベスト且つリーグ4位のWHIP0.92を記録。いずれもリーグ最多タイの3完封勝利を含む4完投し、14勝を挙げて通算100勝も達成。奪三振276、与四球率1.34も自己記録を更新し、リーグ2位にランクイン且つ4年連続230以上となる圧巻の数字であり、スティーブン・ストラスバーグの調子が上がらない中、大エースとしてチームを引っ張った。この活躍ぶりもあって、シーズンオフのサイ・ヤング賞投票では5位に入った。5月11日のタイガース戦で9イニングではケリー・ウッド、ロジャー・クレメンス、ランディ・ジョンソンに次ぐMLB最多タイ記録となる20奪三振を記録した(6安打2失点で完投勝利)。このシーズンは序盤被本塁打が激増し(5月までにで72.1イニングで15被本塁打を記録)安定感を欠いたが、徐々に調子を上げ、6月、7月は防御率1点台を記録。最終的にはリーグトップの20勝・284奪三振・228.1イニング・WHIP0.97、リーグ8位の防御率2.96を記録し、自身3度目(ナ・リーグでは初)の最多勝と初の最多奪三振の二冠を達成した。右目が青色、左目が褐色という虹彩異色症。名前の由来は両親が学生時代に交際している時、2人でマックスという猫をかわいがっていたことから。その猫がある日突然いなくなって残念でたまらなかったので2人は、将来結婚したら最初の男の子にマックスと名付けることに決めたという。
出典:wikipedia
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