『インノサン少年十字軍』(インノサンしょうねんじゅうじぐん)は、古屋兎丸による日本の漫画作品。2008年より『マンガ・エロティクス・エフ』(太田出版)にて連載された。単行本全3巻。『マンガ・エロティクス・エフ』(太田出版)2008年48号から掲載。十字軍遠征が盛んに行われていた13世紀のヨーロッパで、実際にあった少年十字軍運動を題材にして、聖都エルサレムを目指し行軍する少年達を待つ悲劇的な運命を描いている(実際の少年十字軍も悲惨な末路を辿っている)。古屋兎丸特集が組まれた54号ではギャグ風味の4コマ漫画『インノサン旅日記』が挿話として描かれた。"この名もなき少年たちが、歴史に名を残すことになる───。"1212年の春、フランス北部の田舎町。ごく普通の羊飼いとして生活していた少年エティエンヌは、ある日草原で不思議な喇叭の音を耳にする。行ってみると森の中に一通の手紙と美しい細工が施された一個の喇叭が落ちていた。手紙の送り主は・・・イエス・キリスト。十字架上の救世主を幻視したエティエンヌは髪と目の色が変わり、町を襲った盗賊を退ける奇跡を起こす。彼に感化された親友・ニコラを始めとする12人の仲間と共に、エティエンヌは「少年十字軍」を結成し、エルサレムを目指して旅立つことを決心する。希望に胸躍らせ行進する彼らに、次々と襲いかかる過酷な試練。だが彼らの穢れなき瞳は、遥か彼方の聖地、エルサレムを見据えていた・・・・・・。神の声に従い、エルサレムに向かうことを決意したエティエンヌと様々な思惑から彼と行動を共にし「少年十字軍」として活躍する少年達の物語。
出典:wikipedia
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