日本電波映画株式会社(にほんでんぱえいが)は、かつて存在した日本の映画製作会社である。京都市内、亀岡市内に撮影所を開設、稼動した。松本常保が1948年(昭和23年)、京都市右京区太秦多藪町にえくらん社(のちのエクラン社、2007年解散)を設立、映画製作および芸能プロダクション業務を開始、1959年(昭和34年)7月、同地に設立したテレビ映画・映画製作会社が「日本電波映画株式会社」である。1960年(昭和35年)12月31日、読売テレビで放送を開始した『琴姫七変化』が設立第1作で、戦前からキャリアのあるヴェテラン監督久見田喬二が「組田秋造」名義で監督した。同作の放映期間中の1962年(昭和37年)4月、本社から東へ500メートル離れた太秦井戸ヶ尻町に撮影所を建設・開所、日本電波映画撮影所とした。同作は、同年末の12月29日に放送を終了するまで、新撮影所で撮影した。映画製作の第1作は渡辺邦男監督の『明治の風雪 柔旋風』で、1965年(昭和40年)に松竹の配給で公開された。一時は亀岡に「日本電波映画第二撮影所」を開設したが、井戸ヶ尻町の撮影所を閉鎖する1967年(昭和42年)までに閉鎖している。撮影所を手放した後も、『アゴン』(1968年)、『白獅子仮面』(1973年)といったテレビ映画を製作した。『白獅子仮面』以降のテレビ映画製作の記録はなく、社長の松本はその後も映画を製作したが、「日本電波映画株式会社」の活動および解散時期については不明である。
出典:wikipedia
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