脊振山地(せふりさんち)は、九州の北部、福岡県と佐賀県の県境にまたがる山地。筑紫山地の一部をなす。脊振山系(せふりさんけい)ともいう。脊振山地の山域は、福岡県と佐賀県の県境に沿って、西は福岡県糸島市・佐賀県唐津市から、東は福岡県那珂川町・佐賀県鳥栖市にまでわたる。北には福岡平野、南には天山まで続く山がちな地域が広がる。山体は主として花崗岩からなり、地下の花崗岩塊が断層活動によって隆起した断層山地である。北側の福岡平野と南側の佐賀平野には、花崗岩の風化によって生成した真砂土と呼ばれる石英砂を多く含んだ土が堆積している。800m〜1000m程度の低い山が多いが、冬季は対馬海峡を渡った北西季節風がぶつかるため英彦山地や九州山地などとともに九州地方でも有数の多雪地帯であり、冬の福岡平野に曇天、時には雪や雨をもたらす一方で、佐賀平野の内陸性気候の誘因となっている。全体的に森林が広がり、豊かな自然を生かした観光業や農業が盛んである。多くのレジャー施設があるほか、西側斜面にはみかん畑が広がる。九州自然歩道が通っており散策客も多い。中央付近に三瀬峠があり、福岡市と佐賀市とを結ぶ要衝となっている。
出典:wikipedia
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