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JM (映画)

『JM』(ジェイエム、原題:Johnny Mnemonic)は、SF作家ウィリアム・ギブスンによる同名の短編小説『"Johnny Mnemonic"(邦題:記憶屋ジョニィ)』を原案とした、1995年公開のサイバーパンクを主題とするSF映画。脳に埋め込まれた記憶装置に情報を記録する運び屋ジョニー・ニーモニックをキアヌ・リーブスが演じた。またヤクザの組長タカハシ役を本作がハリウッドデビューとなった北野武(Takeshi名義)が演じた。脚本は原作者であるギブスン自身が脚色している。ギブスン作品によくみられる、巨大企業に支配され西アジアの影響を色濃く受けた近未来のディストピアが描かれている。撮影はカナダのトロントやモントリオールの他、ニュージャージー州のニューアークや北京でも行われた。トロントのユニオン駅()やモントリオールのジャック・カルティエ橋()など、各地を象徴するモニュメントも数多く登場している。ジョニーは、通常のネットワークに晒すことのできない機密情報を記録して運ぶ不正取引人である。彼は、脳に埋め込まれた記憶装置によって情報を運ぶことができるが、自身にもその内容が判らないように、複数のキーによって暗号化されている。ある日、彼は装置の安全許容値を超える情報を運ぶことになる。それは、彼にとって想像を超える金銭的価値のある機密情報であり、全てのキーを使って時間内に取り出さなければ、彼の死を意味することにもなる。そして、期限内に情報を運ばなければならない彼は、情報の持ち主である企業の殺し屋に追われる身となり、同時にキーの一部を奪われ、また別のキーを破壊される。果たして彼は、無事にこの仕事を終えられるのか?※括弧内は日本語吹き替え映画としての全体的な完成度はあまり高くなく、一般観衆の評判は芳しくなかった。加えて、原作者ウィリアム・ギブスンの個性的な世界観は、監督を務めたロバート・ロンゴが異分野から監督に転じた処女作で経験不足であったことも手伝い、十分に再現することができなかった。わざわざギブスン本人を脚本家に迎えたにも関わらず、映画版は原作ファンからも酷評を受けた。Rotten Tomatoesの評論家レビューは14%と低く、一般観客の平均スコアも30%台に留まっている。しかし、商業的には最終興行成績が5240万ドルに達するなど一定の成功を収め、2600万ドルの制作費を全額回収した。また、この映画作品は、後に飛躍する二人の映画俳優が競演した作品としても記憶されている。日本では、後にヴェネツィア国際映画祭で作品賞・監督賞を受賞することになる北野武にとって、俳優としてのハリウッドデビュー作として注目を受けた。本人も同作を気に入っており、「サイバーパンクって呼ばれるジャンルのSFでいい作品だった」「シナリオが魅力的でね、現代のインターネット上の違法コピー問題を先読みしたような話だったね」と主にギブスンの原作・脚本面について高く評価している。また、主演のキアヌ・リーブスは、数年後に同じくSF作品である『マトリックス』に出演し、一躍知名度を上げている。キアヌ・リーブスは、帝国ホテルが大のお気に入りで、劇中の台詞で「洗濯を頼みたい。帝国ホテルで頼むような洗濯だ。東京の…」というアドリブを入れた。また、共演者の北野武は、キアヌのことを「彼は素晴らしい役者で、ほんといいやつだったな」とインタビューで答えている。映画版は、原作とはストーリーが大きく違っている。主な点では、ジョニーの彼女であるモリィ(ギブスンの代表作『ニューロマンサー』にも登場する)は、映画ではジェーンに変わっている。これは、モリィのキャラクターの権利が別の映画会社の所有するものとなっていたことによる措置である。また、神経衰弱症候群(NAS)は、原作には登場しない映画の創作である。NASは"黒い悪寒"とも呼ばれ、どこにでもある機器から発せられる電磁波によって引き起こされ、将来世界的に流行するとされている。映画は、治療法を発見するも公表はせず、それを利用して儲けようとするある製薬企業を中心に展開している。その製薬企業の所有するAI(人工知能)として登場するクロームも、原作とは違っている。映画では、自我を持つキャラクターだが、原作では単純な応答式のセキュリティープログラムとして登場する。監督の思い描いたものに一番近いバージョンは日本でのみ公開された。その後公開されたインターナショナル版では、再編集によって10分ほど短くなっている。音楽も日本版とインターナショナル版では異なり、ブラッド・フィーデルによって作曲されたインターナショナル版の音楽は、日本版のマイケル・ダナによる楽曲とはかけ離れたものになっている。インディーズバンド、ブラック・レインが映画のために書き下ろした楽曲も使われていない。以下、日本版との主な違いである。なお、日本国内で発売されているDVDは日本公開版だが、2008年12月に発売されたブルーレイはインターナショナル版である(日本版は特典としてSD画質で収録)。公開と同年の1995年に、小説を原作としたPCゲーム(DOS版、ウィンドウズ3.X版、マッキントッシュ版)が発売された。製作はCineACTIVE、販売はSony Imagesoft。日本未発売。

出典:wikipedia

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