アール・ウェッブ（William Earl Webb , 1897年9月17日 - 1965年5月23日）は、アメリカ合衆国テネシー州生まれのメジャーリーグ選手（内野手）。メジャーリーグの実働は7年と短かったが、1931年にシーズン二塁打数のメジャーリーグ記録を樹立した。初めてメジャーリーグの試合に出場したのはニューヨーク・ジャイアンツでのだったが、この年は4試合出場しただけで、すぐにマイナーリーグのトレド球団に送られる。この時入れ替わりでトレドから昇格したのは、後にシーズン打点数のメジャー記録を打ち立てたハック・ウィルソンであった。メジャーに再昇格したのはシカゴ・カブスでので、すでに29歳になっていた。この年102試合に出場し打率3割を残すが、シーズン終了後再びマイナーに降格。3度目の昇格はボストン・レッドソックスでのだった。1930年にレッドソックスで.323の打率を残す。翌シーズンは右翼手としてほぼフル出場し、打率.333と196安打、103打点を挙げる活躍をする。この年は67本の二塁打を打ち、1926年にジョージ・バーンズが記録したシーズン二塁打数のメジャーリーグ記録を更新する。しかしウェッブはレッドソックスにも長く居られず、翌1932年にはデトロイト・タイガースにトレードされ、1933年にシカゴ・ホワイトソックスでプレーしたのを最後に選手を引退した。からまでシカゴ・カブスのコーチを務めている。1965年5月23日にテネシー州ジェームズタウンで亡くなった。満67歳没。

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