MシリーズとはMatroxが2008年に発表したビデオカードである。Millenniumシリーズの後継製品であり、産業利用を主なターゲットとしている。対応OSはWindows XP/Vista/7/Server 2003/同2008、PCとの接続インターフェイスはPCI Express、対応APIはDirectX 9(SM3.0相当)およびOpenGL 2.0。VistaのAero (WDDMモード)もサポートする。初代製品はビデオメモリ512MBを搭載し、オプションでQuad Display対応が可能であった。もともとMatroxはATI RADEONやNVIDIA GeForceとの性能競争に敗れ、コンシューマ市場から産業利用にシフトしていった経緯があり、本製品も上記のごとく2008年現在のコンシューマ市場で標準的なPCの仕様に合わせた製品でありながら、RADEONやGeForceとは比較にならないほど性能が低い。特にコンシューマ(ゲーム)用途で重視される3D性能は非常に低く、Windows VistaやWindows 7など同時代のWindowsを使う際に支障にならない程度の性能に留まっている。一方で、M9188では世界で初めてシングルスロットで8画面(2枚挿しで16画面)出力に対応するなど、産業用途で重視されるデジタルマルチディスプレイ環境構築に強みを持つ。当初はM9120,M9125,M9140の5製品でスタートし、2009年にDisplayPortに対応しビデオメモリ1GBを搭載したM9138とM9148の2製品がラインナップに加わった。なおコアチップについての名称や機能をはじめとする詳細な情報は現在までのところリリースされていない。
出典:wikipedia
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