『燃えあがる緑の木』(もえあがるみどりのき)は、大江健三郎の小説。著者の故郷である四国の森を舞台に、新興宗教めいた動きを描いた大江の最も長い長編小説である。文芸誌『新潮』1993年9月号より連載され、1995年に完結し、新潮社より刊行された。『燃えあがる緑の木』は全3部からなり、それぞれに第一部「「救い主」が殴られるまで」、第二部「揺れ動く(ヴァシレーション)」、第三部「大いなる日に」というタイトルが付されている。第二部発表後、大江はノーベル文学賞を受賞した。また完結直後にオウム真理教地下鉄サリン事件が起き、予言的作品ともされた。また大江はこの作品の完結後、「最後の小説」としていたが、1996年、友人・武満徹の告別式において新作を捧げる発言をし、1999年の『宙返り』で執筆活動を再開した。
出典:wikipedia
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