中村 勝(なかむら まさる、1991年12月11日 - )は、埼玉県春日部市出身の北海道日本ハムファイターズに所属するプロ野球選手(投手)。愛称は中村やムラマサ、中村マー君、同名のチームメイトの武田勝と齊藤勝が居ることから、「若い勝」「ヤング勝」。春日部市立武里中学校在校時には投手と遊撃手を担当し、投手として3年時にはKボールの県選抜で全国優勝に導いた。隔年開催で行われる第3回AAアジア選手権大会に日本代表として参加。香港戦で先発して勝利投手となり銅メダルに貢献した(準決勝でタイブレークの末、台湾に敗退)。台湾の林イー豪投手はこの大会後、育成選手として巨人入りした。に春日部共栄高校に進学。2年秋まではスカウト評価が特に高い選手ではなかったが、冬場にフォームを改良し3年生時のに結果を残し始める。春の大会では、強打者・奥田ペドロら前年夏の甲子園(第90回選手権大会)に出場した際の先発選手9人中7人が残る本庄第一高校を4安打完封し、一躍スカウトから高い評価を受けた。夏も県大会2回戦の小松原高校戦で、4回を投げ初回先頭から9連続三振を含む11奪三振の快投。5回戦・富士見高校戦でも11奪三振完封。しかし準々決勝の埼玉栄高校戦は走塁中に発症したぎっくり腰の影響もあり敗退。甲子園出場はならなかったが、体調が万全でない中にあって奪三振は3つに留まるも9回2失点に抑え、粘りの投球を披露した。同年秋に開催されたプロ野球ドラフト会議において、菊池雄星の交渉権獲得に失敗した北海道日本ハムファイターズに外れ1位で指名された。春日部共栄高校からは中里篤史以来9年ぶりの1位指名となった。容姿や、投球フォームが似ている(本人がフォーム改良の際に参考とした)事などから「埼玉のダルビッシュ有」の異名を取る。8月11日の千葉ロッテマリーンズ戦にて、5回3安打3四球6奪三振1失点で12球団のなかで同年の高卒ルーキーとしては初先発、初勝利。日本ハムの投手としてもエースのダルビッシュ以来となる「高卒新人投手初登板初先発初勝利」を記録。直近では対戦チームの唐川侑己以来。は1軍の登板は2試合のみであったが、防御率は1.80の成績を残した。2軍では防御率2.59(リーグ4位)、8勝(リーグ3位)の記録を残した。は7月19日のフレッシュオールスターで2回を4者連続を含む5奪三振で完璧に抑えて、優秀選手賞を受賞した。8月5日に1軍昇格し、9月2日に2年ぶりの勝利を挙げるなど、昇格後5試合の先発で2勝、防御率0.84と結果を残すも、シーズン終盤3試合で白星に見放された形となった。クライマックスシリーズには登板がなかったが、10月31日の日本シリーズ第4戦で先発を果たし、7回を無失点に抑える好投を見せ、チームの勝利に貢献した。は5月16日のロッテ戦で1勝目を挙げると、24日の横浜DeNAベイスターズ戦でプロ初完封を果たす。以後登録と抹消を繰り返しながら先発ローテに定着し、9月9日の福岡ソフトバンクホークス戦まで7連勝を記録した。この年は読売ジャイアンツから金銭トレードで移籍した市川友也とバッテリーを組むことが多く、またホームの札幌ドームでは7勝、防御率2.00と無類の強さを誇った。11月には第1回21U野球ワールドカップにオーバーエージ枠で選出された。
出典:wikipedia
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