クーデンホーフ=カレルギー()は、ボヘミア貴族の一族。1903年よりこの複合姓(二重姓)を用いている。クーデンホーフ家はブラバントのフランス系の貴族で十字軍にも参加したジェラール1世・ドゥ・クーダンノヴに遡り、その後八十年戦争の端緒となったをハプスブルク家の側について戦い、ハプスブルク家とクーダンノヴ(クーデンホーフ)家が共にその戦争によりオーストリアへ追いやられる以前にフランドルへ移動した。1790年以来の称号を持つ。は10世紀前後からのヨーロッパ最古の貴族家系。東ローマ帝国のの末裔でクレタ島の一地域の領主になった。13世紀に「カロン」(:美しい)と「エルゴン」(:行為)に由来するカレルギス()の姓を創始し、後にカレルギーに改めた。クーデンホーフ家の伯爵はカレルギー家のと1857年6月27日にパリで結婚した。やがてケルンテンの山脈のツァマト の屋敷との城と()の屋敷と城を含む両家の領地は合わさった。フランツ・カールとマリーは6人の子を儲けた。長男ハインリヒは日本で青山みつ(光子)と1892年に結婚し、東京で子供が2人誕生した。1896年にハインリヒは妻子とともにオーストリア=ハンガリーへ帰国し、後に子供が5人誕生し、合わせて7人の子をロンスペルク城で育てた。ハインリヒは両親死後の1903年に、母方のカレルギー姓を加えて最初のクーデンホーフ=カレルギー伯爵(複合姓を使った最初の伯)になった。ハインリヒの次男は欧州連合(EU)の礎を築いたリヒャルト・クーデンホーフ=カレルギー(栄次郎)である。
出典:wikipedia
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