統一国民党(とういつこくみんとう、、、, UNP)は、スリランカの中道右派政党。国際民主同盟に加盟。2012年現在の党首はラニル・ウィクラマシンハ。1946年、によって結成された。政治理念は中道右派で1948年の独立後、セーナーナーヤカが初代首相を務めるなど、1951年に結成されたスリランカ自由党 (SLFP) とスリランカにおける二大政党を形成し、交互に政権を担当した。1977年の第8回総選挙では168議席中140議席を獲得して圧勝し、ジュニウス・リチャード・ジャヤワルダナが首相に就任、それまで議院内閣制から大統領制(半大統領制)に政治体制を移行させ、初代大統領に就任した。1982年の第1回大統領選挙ではジャヤワルダナ大統領が再選、1988年の第2回大統領選挙ではジャヤワルダナ大統領の後継候補であるラナシンハ・プレマダーサが当選した。翌1989年、12年ぶりに行われた第9回総選挙でも全225議席中125議席を獲得して政権を維持する事に成功した。しかし1994年8月の第10回総選挙ではSLFPを中心とした政党「人民連合」(People's Alliance: PA) に破れ、野党に転じた。2001年12月の第12回総選挙ではセイロン労働者会議と政党連合「」を結成して選挙に挑み、109議席を獲得して政権を奪回した。しかし2004年4月2日に行われた第13回総選挙では、225議席中82議席を獲得するに留まり、105議席を獲得した「統一人民自由同盟」(PAと人民解放戦線 (JVP) による中道左派政党連合)に与党の座を明け渡した。翌2005年の大統領選挙では元首相で党首のラニル・ウィクラマシンハを擁立したが、SLFPのマヒンダ・ラージャパクサに2%弱の僅差で敗北した。2010年1月の大統領選挙では、タミル・イーラム解放のトラ (LTTE) との内戦終結に貢献した元陸軍司令官であるサラット・フォンセーカをJVPとともに支持したが、現職のラージャパクサに大差で敗れた。また同年4月に行われた総選挙では前回選挙より22議席減の60議席に留まった。選挙での相次ぐ敗北により、党内では1994年から17年以上も総裁(党首)の座にあるラニルに対する批判が強まり、党内選挙を求める声があがった。2011年12月に行われた総裁選挙の結果、ラニルが対立候補のカル・ジャヤスリヤを72対24で破って再選を果たした。2015年1月の大統領選挙では、SLFPを離脱したマイトリーパーラ・シリセーナを支持し僅差での勝利を獲得した。首相に就任したラニルの下、与党として臨んだ8月の国会選挙では46議席を獲得する大勝を果たし、第一党への返り咲きも達成した。
出典:wikipedia
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