来来亭(らいらいてい)は、滋賀県野洲市に本社を置くラーメンチェーン店。「来々亭」は誤記。キャッチフレーズは「あっさりスープにコクある背脂 うまいかどうかはあなたが決めるらーめん。」。元々は京都府京都市伏見区深草にあったラーメン店で、経営不振により閉店していたものを豆田敏典が引き継ぎ、現在の来来亭を創業させた。創業から10年で年商100億円を達成したラーメンチェーンで、豆田はメディアで「滋賀のラーメン王」と紹介されることがある。ただし、豆田自身は滋賀県ではなく山口県の出身であり、京都の老舗ラーメン店「第一旭」で修行していた過去がある。「お客様第一」の店作りを掲げ、「大きな声であいさつ」「ニコニコ笑顔で対応」「キビキビとした行動」を「来来亭の三大原則」として、威勢の良い接客に努めている。「京都風醤油ラーメン」を標榜しており、醤油味のあっさりした鶏ガラスープに背脂を入れているのが特徴で、麺は細麺を使用している。客の好みに合わせ、麺の硬さ、醤油の濃さ、背脂の量、一味唐辛子の有無、ネギの量、チャーシューの赤身・脂身を選べる。また、梅干しを無料で提供している。醤油味をベースとしたラーメンには鶏ガラを長時間煮込んだ「こってりラーメン」・「チャーシュー麺」・「ワンタン麺」・「葱ラーメン」があり、醤油味以外のラーメンには味噌ラーメンや、唐辛子を多用した激辛ラーメン「旨辛麺」、夏季限定の「冷麺」(冷やし中華の別名)、2014年4月から追加された塩ラーメンがある。スープはセントラルキッチン方式ではなく、各店舗で仕込んでいる。店舗の大半が駐車場付きのロードサイド店舗であり、国道沿いの一等地よりも、二等地の都道府県道沿いや国道から少し離れた市道沿いに比較的多く出店している。店舗の看板は黄色を基調とした配色である。独自の独立店制度(のれん分け制度)を構築している。入社3年以上で直営店の店長職を2年以上経験した独立希望の社員は、店舗を有償(その店舗の過去1年間の収支から1か月あたりの税引き前利益の平均を算出し、その15か月分に物件取得時の保証金額を合わせた価格)で譲り受けることができ、独立後は自由に複数店舗を出店することも可能となる。2009年10月時点で、56人の独立オーナー、83店舗の独立店が誕生している。ラーメン類以外に定食類も用意しており、餃子・コロッケ・唐揚げ・ミンチカツ定食などがある。なお、関西発祥ということから、全店舗で「メンチカツ」ではなく「ミンチカツ」と表記している。また、定食類はライス・ラーメン・定食類のセットで、チャーハン定食の場合はチャーハンとラーメンの組み合わせとなり、ラーメン類は他のラーメンへの切り替えも可能である。こちらも2014年4月からは、ラーメン・餃子・チャーハンの3点同時セットの「がっつり定食」が追加されている。のれん分け店舗も含め、2016年9月現在、新潟県から鹿児島県にかけての33都府県に出店している(詳しくは公式サイト内の「店舗案内」を参照)。2000年代後半頃迄は関西や中京圏、中国地方等西日本中心に出店してきたが、2010年代に入ってからは静岡県以東の東日本の出店も増加している。県別の売上高は愛知県がトップで、店舗数も本社所在地の滋賀県や同県を含む関西6府県地域の各府県を上回り、愛知県が最多である。なお、山口県・四国地方・福岡県・熊本県の店舗では、価格が数十円程度安く設定されている。
出典:wikipedia
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