IBM Selectric typewriter(アイビーエム セレクトリック タイプライター)は、IBMが1961年に発表し、アメリカで広く普及した電動タイプライターである。印字部品の形状から「IBMゴルフボール タイプライター」と呼ばれる事もある。通常のタイプライターはタイプバー(印字アーム)が「バスケット状」になっているが、Selectric では中核となる印字部品が「タイプボール」(typeball)と呼ばれ、同一の文書の途中でも異なったフォントに変える事ができた。それは60年前にによって近代的なタイプライターが登場して以来の、能力の向上であった。Selectric はまた、伝統的なタイプライターでの、ペーパーローラー(platen)を使用したムービングキャリッジによる紙送りを、タイプボールとインクリボンが左右に動くメカニズムに置き換えた。Selectric とその後継タイプライタは、後にアメリカのビジネス用の電動タイプライタの 75%シェアを獲得した。フォントを変更できることは、タイプされたページのきちんとした規則的な出現と合わせて革命的な事であり、DTPの始まりとして特筆される。The Selectric typewriter は1961年7月23日に発表された。そのインダストリアルデザインは有名なアメリカのデザイナー によった。Noyes はIBMのために多数のデザインプロジェクトを行った。Selectric の仕事をする前には、1956年にトーマス・J・ワトソン・ジュニアによって、IBMの最初のスタイルガイドの作成に任命され、Noyes の同僚の、、にも影響を与え、アメリカのビジネスで最初のスタイルガイドとなった。数年後に Selectric II が発表されると、オリジナルのデザインは Selectric I と呼ばれるようになった。これらは同じ 88文字のタイピング部品を持っていたが、以下の点が異なった。1980年代にIBMは Selectric III と、タイプライターを置き換えるワードプロセッサまたは植字機(typesetters)を発表した。
出典:wikipedia
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