蘭州市(らんしゅうし、、、)は中華人民共和国甘粛省の省都。雅名を金城といい、石油工業が発達している。市域は海抜 1,600mにあり、市内を黄河が東西に流れる。市街地は黄河に沿って20kmに渡って細長く延び、黄河には12の橋がかけられている。近隣の都市としては、約 220km北西の武威、170km西の西寧などが挙げられる。漢族に次いで回族が多く、他にもドンシャン族、ユグル族、サラール族など白い帽子を被ったイスラム系住民が多い。古くからシルクロードの要衝で、秦の昭王の時代に隴西郡の地となり、漢代に金城郡が設置された。このため金城が蘭州の古名となった。隋代の582年、蘭州が設置されて現在の名称になった。清代に甘粛布政使が駐在した。中華人民共和国成立後、元南満州鉄道の日本人技術者とソ連の援助によって、宝鶏からの鉄道が開通した。蘭州市は5区と3県を管轄する。標高約1600mの高原地帯に位置するため、冬は乾燥して寒く、夏は涼しい。ケッペンの気候区分ではステップ気候(BSk)に属する。1月の平均気温は-5.1度、7月の平均気温は22.5度、年平均気温は9.9度、年降水量は255.7mmである。甘粛省は中国最大級の石油埋蔵量があり、蘭州は石油精製、石油化学、鉄鋼などの工業都市として発展している。中国10大工業都市のひとつである。ただ、これらの工場が盆地状の黄河沿いに立ち並んでいるため、汚染された大気が盆地の底から入れ替わりにくく、大気汚染の町としても知られている。中国西北部を管轄する蘭州軍区司令部所在地である。中国国鉄
出典:wikipedia
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