中川 統雄(なかがわ のりお、1969年 - )は日本のミュージシャン、作曲家。東京芸術大学音楽学部卒業、及び、同大学大学院修士課程修了。作曲を佐藤眞、前田行央に、ピアノを神野明に師事。日本音楽コンクール第2位、及びE.ナカミチ賞など。現在奈良女子大学講師。本名である中川統雄以外にもVairöcana、Cockroach eaterなど複数の名義で活動、アルバムをリリースしている。作曲ジャンルは、現代音楽、テクノ、エレクトロニカ、アンビエント、IDM、J-POPなど。大学を卒業後数年は現代音楽の作曲、活動が主であったが、コンピュータが発達してきた90年代末期頃から現代音楽に囚われないエレクトロニカやIDM系の音楽を作曲するようになる。刺激的な音響やエッジの効いたリズムを偏執狂的に嗜好しており、後述する「Paranoid sinfonia」はその代表例。またCockroach Eater名義でリリースされたファーストアルバム『Perfect world』に収録されている「Paranoid sinfonia」に代表されるように、一つの作品の中で複数のジャンルが混在する曲が多いのも特徴のひとつである。個人名義のアルバムを発表する以前も、様々なミュージシャンのアルバムに対して主に作曲やアレンジなどで参加している。その中には浜崎あゆみやHIGH and MIGHTY COLORなども含まれるが、その多くは現代音楽作品である。Vairöcana名義で自身初となるソロ・アルバム「Mah Vairöcana」を2005年にジパング・プロダクツから発表。その後、Vairöcanaでの二枚目のアルバム「Death mask」を2006年にぬらりひょんレコードから発表。このぬらりひょんレコードは自身主宰のレーベルでもある。その後、フルーティストの木ノ脇道元と「Cockroach eater」を結成、2009年にはファーストアルバム「Perfect world」を発表する。尚、ユニット名の「Cockroach eater」はアルバム『Mah Vairöcana』に収録されている「Eat the Cockroach eater」と言う曲がある事から、何らかの関係があるものと思われる。ヴォーカリストとしては極めて異端な技法を有しており、中でもホーミー、声明、ヴォイス・パーカッションを多用する。本人が「呪音」と呼ぶオリジナル歌唱法は特に異彩を放ち、ライヴやコンサートでも度々聴く事が出来るこの歌唱法は、強烈な音圧と周波数を有する。
出典:wikipedia
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