山辺 美嗣(やまべ みつぐ、1952年4月4日 - )は、日本の政治家。自由民主党所属の富山県議会議員(当選5回)。福野町立福野中学校卒業。金沢大学教育学部附属高等学校卒業。東京大学工学部卒業。1976年4月通商産業省(経済産業省の前身)入省。1994年12月に退職するまで、資源エネルギー庁、通商政策局、中部通商産業局に勤務。その間、1980年-1981年に国連貿易開発会議事務局(ジュネーブ)に出向、1988年-1991年まで金属鉱業事業団ニューヨーク事務所と2回の海外勤務を経験する。1995年4月富山県議会議員初当選、2011年現在当選5回。県議会建設企業常任委員長、厚生環境常任委員長などを務める。初当選時は東礪波郡選挙区選出、現在は市町村合併に伴う選挙区改編により南砺市選挙区選出となっている。2009年現在、自民党県連総務会長、庄川沿岸用水土地改良区連合理事長、南砺市友好交流協会会長、南砺市交通安全協会会長。北陸菊花協会会長 など。「地産地消」は山辺が立案し富山県総合計画にとりまとめられたことにより始まった政策である。山辺の地元である富山県では地産地消運動が活発で、県内の直売所は100箇所以上にのぼり、売り上げの第一位、第二位は、山辺の選挙区である南砺市に所在する「よってかーれ」と「福野里」である。今日、「地産地消」が社会的影響力をもつに至った大きな転機には、1999年にとりまとめられ、2000年度からスタートした県の総合計画がある。これは山辺が企画立案しそれが計画に取り込まれた経緯をもつ政策である。行政が正式に「地産地消」に取り組んだのはこれが初めてであると推測される。その後、県の政策として毎年度の事業展開が積み重ねられ、そのプロセスによって「地産地消」政策が広がったと考えられる。当時「適地適作」が農業の基本政策として行政や農協に既知の言葉として流通しており、農林水産省も自給率向上のため「国産国消」という用語を用いていた。元経済産業省官僚であった山辺は、その「国産国消」を元に「地産地消」という概念と言葉を造ったと言われている。山辺は経済産業省でエネルギー問題にも携わっていたため、環境とエネルギーの観点から当時の「適地適作」から「地産地消」への移行を強く主張していたことが当時の記録からもうかがえる。したがって当時、主流であった既存の「適地適作」に相対する概念を打ち出そうとするとき、同時多発的に「地産地消」が生み出されたとみなすことができる。地元南砺市のアニメーション制作会社ピーエーワークスが手がけたテレビアニメ「true tears」が人気を博していることを知り、同作品の富山県内での地上波放送の実現に向け尽力したといわれている(当時、富山県内においてUHFアニメの地上波での放送はほとんど前例がなかった)。
出典:wikipedia
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