eXtended Global Platform(XGP)とは、移動体通信を想定した無線ネットワーク・システム(BWA)の規格の1つである。「高度化PHS」とは別に、PHSのマイクロセル・自律分散などコンセプトを引き継ぎつつ新たに策定された規格で、最新の無線技術を利用することで通信速度が格段に向上した。規格の開発段階から「次世代PHS」とも呼ばれていたが、通常のPHSとの互換性はない。ウィルコムが実用化に成功し、周波数帯は2550.1 - 2569.9MHzが利用され、ウィルコムにより、WILLCOM CORE XGPのブランド名で限定的ではあるが提供されていた。なお、ウィルコムでは、XGPについては従来のPHSと互換性がないことと音声サービスについては提供対象外としていること、免許の関係上の理由などにより電話番号を割り振っているわけではない、という理由などにより、PHSのコンセプトを引き継いだ別企画の扱いであるとして、規格名が定まった段階から「次世代PHS」と言わないようにしたり、マスコミに対しても使わないように呼びかけるなどしていた。ただ、新聞などでは次世代PHSという表現が使われる事が多かったようである。なお、実質的な後継方式となるAXGP(Advanced eXtended Global Platform)が2011年(平成23年)11月1日より開始されたことに伴い、2012年(平成24年)1月31日を以って通信方式としては終わりを告げた。
出典:wikipedia
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