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ダイナブック (東芝)

ダイナブック(DynaBook、2003年からdynabook)は、東芝クライアントソリューションが製造し、東芝コンシューママーケティングが販売するパーソナルコンピュータの日本でのブランドである。1989年に発売されたJ-3100SSから使用された。ブランド名は、アラン・ケイの提唱した「ダイナブック」を意識し目指したことに由来する。「ダイナブック」はアスキー(現・KADOKAWA)が取得していた商標だった。当時は「DOSベースのただのノートパソコンにダイナブックという名前をつけるとは何事か」との批判もあったが、やがて東芝のブランドとして定着した。ポータブルパソコンの黎明期、東芝では1985年に当時としてはコンパクトなIBM PC互換機のラップトップPC第一弾、T1100(重量4Kg)を輸出専用モデルとして発売した。欧米市場でのラップトップPCの成功を機に、東芝は本格的にPCハードウェア市場へ参入した。1986年には世界初のハードディスク(10MB)搭載ラップトップ型パソコンであるT3100を発売し、その日本国内向けがJ-3100である。ラップトップ型で培った小型化への技術の進歩は、その後に登場するノートブック型パソコンDynaBookシリーズへの布石となった。ダイナブック初代のJ-3100SSは、20万円を切る低価格とそれまでのラップトップPCより小型軽量な筐体で注目を集め、「ブック型PC」(後のノート型PC)という新ジャンルを普及させた。アーキテクチャ的にはそれまでのラップトップ型J-3100シリーズ同様にIBM PC互換で、独自の日本語表示機能(画面解像度は640x400 ピクセル、80桁x25行)を追加したものであり、英語モードではIBM PC用ソフトウェアが実行できた。いわゆるPC/AT互換機ベースであるが、初代は正確にはPC/XTベースで、グラフィック(英語モード)はCGA上位互換、内部バスはXTバス(8ビットISA)であった。MS-DOSでコンベンショナルメモリとして使用可能な640KBのメモリの他に、RAMディスクとして使える1.2MBの拡張メモリを搭載した。ハードディスクを持たないとはいえ、日本語環境とテキストエディタ、通信ソフト、コンパイラなどを外部メディアに頼る事なく携帯できるという、ノートパソコンに求められるスペックを十分に満たしたバランスのとれたマシンであった。サイズの縮小に努力が払われ、フロッピーディスクドライブは25.4mmの厚さがあった従来品を、18mmまで薄くすることが目標とされ、また、キーボード、液晶画面、その他筐体内の密度の高い実装について試行錯誤が繰り返された。1991年に東芝はOADGに加盟し、ダイナブックも独自の日本語表示機能から、純粋なPC/AT互換機(いわゆるDOS/V)に移行し、キーボード配列もOADG準拠の配列に移行した。ノートPCに必要な部品の多くを自社またはグループ会社で開発生産しており、新開発の部品を用いたインパクトある製品を他社に先駆けて発売出来ることが強みであった。1990年代後半の機種では、自社開発によるBIOS、チップセットをはじめ、メインメモリー、ハードディスク、光学ディスクドライブ、液晶パネル、バッテリーのセルなどの部品が東芝またはグループ会社の製品で構成されている製品もある。ノートPCに最適化したチップセットの開発で培った電力制御技術を活かして、インテル、マイクロソフトと共に電源管理の規格ACPIの策定にも当初から参加した。東芝は1994年から2000年までノートPC世界シェア7年連続1位を獲得した。2006年BCNランキングにてPOSデータ集計セールスナンバーワン・ベンダーを選ぶ第8回「BCN AWARD 2007」実売数ノートPC部門1位を初受賞するなど、日本国内ノートパソコン販売シェアも堅調であった。2009年現在の世界PC販売ランキングは、HP、エイサー、デル、レノボに次いで東芝が5位である(出荷台数ベース、IDC調査)。(2016年1月現在)ダイナブック(dynabook)の商標は日本国内のみで使用されている。また、一時期日本国内でもdynabookの名称と併記する形でこれらの名称が使用されていたが(例:DynaBook TECRA・DynaBook Portégé)、現在ではSatelliteを除き廃止されている。ただし、裏面の製品ラベルにはこれらの名称が記載されているものもある。(例:DynaBook G6シリーズ→「Satellite 5200 series」、DynaBook Satellite4600シリーズ→「Satellite Pro 4601 System Unit」、DynaBook Satellite1800シリーズ→「Satellite 1801 System Unit」、dynabook Satellite T43シリーズ→「Satellite L300 series」、dynabook Satellite B554/Lシリーズ→「Satellite Pro A50-A series」……等)1989年の初代モデルから2003年のC8シリーズ登場までは、DとBが大文字で斜体の『"DynaBook"』ロゴを使用してきたが、以降は小文字のみで正体の『dynabook』ロゴに改められた。この頃から、ハーマン・カードンのステレオスピーカーが搭載される機種が多くなった。従来の命名ルールはカテゴリやグレードを示す2文字のアルファベットと、世代を表す数字を使用していた。2010年秋冬モデルから命名ルールを変更し、カテゴリーを表す1文字のアルファベットと3桁の数字でシリーズを示すようになった。3桁の数字は百の位から「グレード」・「画面サイズ(一の位)」・「世代」を表す。アルファベットの意味は下記の通りである。2014年夏モデルでは世代を表す数字が無くなり、カテゴリーを表す1文字のアルファベットと2桁の数字でシリーズを示すようになった。また、型名はこれまでのハイフンなしから、世代を表す数字がハイフンに置き換わりハイフン入りとなった(例:L93/39Mの型名はPL93-39MKXGである)。2014年秋冬モデルではシリーズ内におけるグレードを示す2桁の数字が無くなり、型番表記も変更となっている(例:T95/Nの型名はPT95NGP-LHAとなる)。2015年秋冬モデルで個人向けB5サイズモバイルの新シリーズであるRXシリーズが登場(アルファベット2文字のシリーズは2010年夏モデル以来)。このシリーズに限り、型名は2014年春モデル以前に使用されていたハイフンなしとなった(例:RX82/Tの型名はPRX82TBPNWAとなる)。かつての東芝ノートパソコンの特色の一つにアキュポイントがある。人差し指で操作するポインティングスティックとしてノートPCに採用され、独特の操作感覚・使用感には今なおファンは多い。初期のタッチパッドは誤動作が多く機能が貧弱だったため、法人向け需要が多かった東芝のダイナブックは、安定した動作のアキュポイントを2000年頃まで多くのノートPCに搭載した。タッチパッドの機能・感度が改善され、長時間の使用における操作性も良好になったことで、東芝ノートにも2000年頃よりタッチパッドが採用され始めた。2014年現在では、アキュポイントは一部の直販及び法人向けモデルに搭載されている。(2016年4月現在該当なし)

出典:wikipedia

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