2010年世界フィギュアスケート選手権（）は、2010年にイタリアで開催されたフィギュアスケートの世界選手権。2010年世界フィギュアスケート選手権は、国際スケート連盟の主催による世界フィギュアスケート選手権の2009-2010年シーズン開催である。シニアクラスの男女シングル、ペア、アイスダンス種目が2010年3月22日から3月28日までイタリア・トリノのパラベラで開催された。1896年に第1回大会が開催されて以来、100回目の大会となる。当該シーズンはバンクーバーオリンピックにてフィギュアスケート競技が開催されており、似た位置づけで世界一を争う競技会が2つ行われたが、先立って行われたバンクーバーオリンピックフィギュアスケート競技でのメダリストの当選手権への出場は全12組中の7組にとどまった。なお会場のトリノパラベラは、前回オリンピックでのフィギュアスケート競技会場である。今回、男女シングルではショートプログラム後それぞれ上位24人が、ペアでは上位16組がフリースケーティングへ進み、アイスダンスではオリジナルダンス後の上位20組がフリーダンスへ進んだ。男子シングルでは高橋大輔が日本人初の世界王者となった。また、女子でも浅田真央が2度目の優勝を果たし、日本初の男女アベック優勝となった。国際スケート連盟に加盟する各国のフィギュアスケート統括団体に対し出場枠が与えられ、各国に対する出場枠は種目ごと前年大会の結果により1人から3人までと決められた。出場人数ルール詳細については世界フィギュアスケート選手権#各国(地域)別の大会出場枠についてを参照。

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