『魔法のマコちゃん』(まほうのマコちゃん)は、1970年11月2日から1971年9月27日まで、毎週月曜日19時 - 19時30分にNET(現・テレビ朝日)系列にて全48話が放送された日本のテレビアニメである。『魔法使いサリー』、『ひみつのアッコちゃん』に続く「東映魔女っ子シリーズ」の第3作である。それまで漫画原作があった魔女っ子シリーズで、初の東映動画オリジナル企画作品である。アンデルセン童話の『人魚姫』をベースに脚本の辻真先と演出の芹川有吾が中心となって設定した。『魔法使いサリー』を視聴していた年齢層を引き込むため対象年齢を高めに設定し、恋愛劇の要素を取り入れるなど新機軸を打ち出した。マコの母のキャストにはサリーを演じた平井道子が起用されている。また対象年齢の引き上げにより、公害や基地演習問題、受験戦争など、当時の社会問題を取り込んだエピソードも製作されたが、人気の面では前2作に及ばなかった。人間の姿に変えた人魚のマコ。彼女の人間界での生活を描く。渡辺岳夫がBGMおよび主題歌の作曲を行ったほか、作詞も手掛けた。主題歌の編曲に誰もクレジットされていないところは『巨人の星』、『アタックNo.1』、『天才バカボン』等と同じである。一部のBGMは『好き! すき!! 魔女先生』後期におけるアンドロ仮面の戦闘シーンにも流用された。主題歌を歌ったのは当時13歳の堀江美都子で、彼女にとっては少女アニメ第1作であり、渡辺岳夫と組んだ最初の作品である。堀江は主人公マコと同年代で同じ横浜市在住だったこともあり、感情移入して歌ったという。OP冒頭の「どこからきたーンのおっ」という歌い方は渡辺からのしたが、やはり渡辺が「自分の弟が悪戯した時のように言ってごらん」とアドバイスしてくれたという。本作ではOP、EDともにセリフがあるが、堀江が声優としてデビューするずっと前のことである。OPには大杉久美子によるカヴァー版も存在する。大杉はやはり渡辺岳夫作曲で自身のアニメソング・デビュー曲でもあった『アタックNo.1』の主題歌の録音時にセリフで苦労していたため、「また、セリフ?」と思ったという。放送系列は当時のもの。『東映まんがまつり』内で、2本が上映されている。
出典:wikipedia
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