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脊椎側彎症

脊椎側彎症(せきついそくわんしょう、英:Scoliosis)とは、脊椎(背骨)が側方に彎曲する病気である。「脊柱側彎症」(せきちゅう―)や、簡易慣用字体を用いた「側弯」表記も多く見られる。側湾は誤記。側方への彎曲以外に、前後に彎曲した後彎症もある。脊椎は、体の側面から見ると前後にカーブしているが、これは生理的彎曲という正常な状態である。一方で、正常な状態であれば正面あるいは背面から見ると脊椎はまっすぐに伸びている。しかし、側方(横方向)に彎曲したり、脊椎がねじれている場合があり、これらを脊椎側彎症または側彎症と呼ぶ。脊椎がねじれながら横に彎曲する側彎症、後方に凸に曲がる後彎、側彎と後彎が合併した後側彎症の3つに分けられる。痛みを伴うことは稀なため初期における発見は難しく、ある程度成長してしまってから気がつく場合が多い。肩やウェストの高さが左右で違うなどの外見上の問題の他、高度の彎曲になると、腰背部痛に加え胸の圧迫と変形による呼吸器障害・循環器障害など内臓にも影響を及ぼし、皮下脂肪型肥満の女児にも発生する。日本では、乳幼児や学校の健康診断で脊柱検査が行われており、1980年(昭和55年)年頃よりモアレ検査による検診が普及し、早期発見が可能になった。側彎症には、大別して原因が特定できているものと特定できていないものがある。原因が特定できているものは、原因に応じて以下のように分類される。先天的または発育段階に生じた脊椎の異常によって発症する。脳や脊髄の異常によって発症する。筋肉の異常により正常な姿勢を保てないことによって発症する。マルファン症候群にみられる。神経線維腫症1型にみられる。外傷を負ったことにより発症する。頭蓋変形に伴って発症する。特発性側彎症とは、原因の分からない側彎症の総称である。この特発性側彎症が側彎症の大部分を占めている。発症時期により、に細分され、脊椎側彎症の多くが思春期脊椎側彎症であることから、小学校4年生から中学校3年生までの間が特に注意が必要とされ、およそ1:7の割合で女子に多く、その中でも初経前後の女子に多く発症する。側方に彎曲するだけでなく、椎体自体がねじれながら彎曲するため、やがて肋骨も変形し、凸側の肋骨が後方に張りだすと、女性の場合は乳房が左右不均等になったり、背中が出っ張るなど容姿に影響する。さらに進行すると凸側の肋骨の前後がつぶれるように変形し、肺、心臓などの臓器を圧迫することで影響が出る。側彎が70度を超えた場合は肺活量が極度に減少し、90度を超えると肺や心臓の機能にも大きく影響し平均余命が短くなるといわれる。腰椎は、肋骨がなく、主に筋肉と靭帯により支えらるため、胸椎よりも負担が大きい。また、椎間板への影響もあり、側彎が45度を超えると椎間板への負担が不均等となり、椎間板の痛み、腰痛の原因となる。レントゲン写真などから彎曲の大きさ(コブ角/Cobb angle)を測り、おおむねの三段階に分類し、軽度では定期的なレントゲン撮影による経過観察を継続する。25度以上と診断されると、右写真のような専用のコルセットなどの装具による維持療法が行われることが多い。コルセットで彎曲が完全になくなる(完治する)ことは無い。50度以上と診断されると、スクリューやロッドを挿入して脊柱を矯正する外科手術を行う。この場合も完治することは無い。整体、カイロプラクティック、ヨガ、マッサージなどで、腰背部痛などが緩和される場合があるものの、日本側彎症学会では、側彎角度の改善・完治に関して医学的な根拠は無いとの立場を取っている。シンガポールなど海外では、自然療法による改善・進行防止の処置を行う専門クリニックがある。日本側彎症学会は、運動療法や徒手矯正での改善は無いとしているが、脊椎側彎症が原因の肉離れに悩まされていたウサイン・ボルトは、コーチらの指導で徹底的な筋肉の強化を行い、トレーニング中の怪我が減少した。これは装具の代わりに体幹の筋肉で脊柱を矯正する考えであるが、スポーツドクターやトレーナーの管理下で一定期間厳しいトレーニングを継続する必要があり、一般人には困難な治療法である。

出典:wikipedia

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