アディティア（, A59）は、インド海軍の補給艦。当初、艦名は「ラジャバ・ガン・パラン」（）と予定されていた。また同型艦の建造も計画されていたが、これは実現しなかった。設計はドイツのブレーマー・フルカン造船所によっておこなわれており、同社が先行して建造していた初代ディーパク級の改良型として、船体を延長した設計となっている。航海艦橋は船首側に移動したほか、修理設備が強化された。また艦内には空調設備が完備されている。固定兵装としては 30mm機銃を搭載するが、これはBMP-2歩兵戦闘車の砲塔部分を転用したものである。またこのほか、近接防空用として、イグラ携帯式防空ミサイルシステム（MANPADS）24発を搭載している。1987年7月にガーデンリーチ造船所に発注されたが、建造進捗は非常に緩慢であり、また1999年には、海上公試で主機関のトラブルを生じて、更に遅延することになった。2000年4月3日に就役している。

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