松倉川(まつくらがわ)は北海道函館市を流れ、津軽海峡に注ぐ二級河川松倉川水系の本流である。函館市北部の袴腰岳東麓に発し、函館市街地の東部を南に流れる。湯の川温泉付近で支川の湯の川、鮫川を合わせ、津軽海峡に注ぐ。 1992年(平成4年)、河口から16km上流に治水対策と函館市の水道用水の確保を目的とした、北海道の多目的ダム松倉ダムが計画され、1993年(平成5年)から調査が進められていたが、人口減による水道需要の見直しや、自然環境の保全を求める市民の声を受け、1998年(平成10年)に行われた事業再評価(時のアセスメント)によって、中止が決定された。その後、2000年(平成12年)に流域の代表者および関係団体、学識経験者による「松倉川水系治水対策検討会」が設置され、ダムに頼らない総合治水について検討が進められ、地域部会9回,専門部会4回,検討会4回を経て、2002年(平成14年)3月に松倉川近未来構想図を含む「松倉川水系治水対策検討会 総括 ~松倉川水系の総合的な治水対策~」という治水計画がとりまとめられた。その後の河川整備計画は約20年を目標に進められており、なお、利水については函館市企業局が水道ビジョンのパブリックコメントの回答のなかで「水道事業者としても松倉ダムの必要性は認められない」との見解を示している。
出典:wikipedia
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