東京都道新宿副都心四号線(とうきょうとどう しんじゅくふくとしんよんごうせん)は、東京都新宿区の特例都道である。この道路は、通称「中央通り」といわれている。新宿駅西口に位置する新宿副都心にある都市計画街路のひとつで、都道新宿副都心四号線は特例都道新宿副都心線を代表する路線である。起点は地上と地下の二層構造の駅前広場で、西新宿を東西に貫き、都庁前駅が地下に所在。整理コードは3504。新宿副都心四号線を含めた新宿区新宿副都心街路は、1987年(昭和62年)8月10日に首都東京の新しい顔として、旧建設省と「道の日」実行委員会により制定された日本の道100選の一つにも選ばれている。淀橋浄水場廃場に伴う、西新宿地区の再開発により設置された。高度経済成長期における都心の過密化は増大の一途で、新たな副都心建設が求められていた状況の中、1960年(昭和35年)1月に新宿駅西口に約34万平方キロメートルを占めた淀橋浄水場の移転が決定し、その跡地に総合的市街地再開発計画の構想がまとめられ、同年6月に都市計画が決定された。計画概要は、新宿駅西口を要として青梅街道と甲州街道(国道20号)に挟まれた扇形の地域に副都心を建設するもので、都心部の中枢機能分散を目的とした事務所や官公庁などの建物や、道路をはじめとする総合的なインフラを整備した。1966年(昭和41年)に、新宿駅西口広場が最初に完成し、広場は将来の乗降客増加に対応するため世界的に類を見ない地上地下2層式とする画期的な構造とした。このため、広場中央部には巨大な換気口を設けており、自然排気と日光の採光を両立させている。またこの地域の道路網は、将来の発展を見込んで余裕ある幅員を取って計画されており、その中でも四号街路と一二号街路は副都心のメインストリートとして幅員40mを確保した幹線道路としている。副都心の主要部は1968年(昭和43年)にほぼ完成を見ている。
出典:wikipedia
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