石川県道251号志賀鹿西線（いしかわけんどう251ごう しかろくせいせん）とは、石川県羽咋郡志賀町と鹿島郡中能登町とを結ぶ一般県道（石川県道）である。起点は羽咋郡志賀町の上棚。南進し、眉丈山系をトンネルで越えて、終点のある能登部上に至る。路線名に含まれている「鹿西」とは、2005年（平成17年）まで存在した鹿西町のことである。全区間、白破線のセンターラインがひかれた、2車線（片側1車線）の幅員が確保されている。歩道は、中能登町内の上後山にある旧石川県道46号志賀田鶴浜線（旧石川県道後山田鶴浜線、現在は中能登町道）との交差点から終点の能登部交差点までの2,906mが設置されている。通年通行可能であり、終点に近い中能登町能登部下に367m、地下水を水源とする消雪パイプが設置されている。国道159号鹿島バイパスの久江西交差点（石川県道242号久江鹿西線交点）には、当県道の方向に「のと里山海道」の案内標識も併設され、石川県道242号久江鹿西線を経て、当県道が高速道路網や地域高規格道路網から外れた能登部地区や邑知地溝帯を挟んで対となっている鹿島地区（旧鹿島郡鹿島町）からのと里山海道・上棚矢駄インターチェンジへと接続するアクセス道路としても活用されている。この一環として、最近では志賀町と中能登町との町境部において、石川県道46号志賀田鶴浜線（七尾道路）とダイレクトに接続するバイパス工事が行われ、2011年（平成23年）8月6日に完成した。沿道には県道番号標識が随所に立てられている。また、道路管理者である「石川県」の標示や県道番号が入ったデリニエーターも随所に設置されている。当県道と交差する主要道路の交差点手前にも当県道を標す「方面および方向」の案内標識（108の2-A）や都道府県道番号（一般都道府県道）の案内標識（118の2-B、118の2-C）が立てられ、当県道の県道番号251号がそれぞれ標示されている。

出典:wikipedia