『週刊漫画TIMES』(しゅうかんまんがタイムス)は、芳文社が発行する青年漫画雑誌。日本初の週刊漫画雑誌として1956年11月創刊。毎週金曜日に発売。通称『週漫(しゅうまん)』。キャッチコピーは「一週間をユカイに生きる!」。4コマ専門誌『まんがタイム』は本誌の増刊として刊行が開始された。『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)・『漫画サンデー』(実業之日本社、2013年休刊)とともに、中壮年世代向けの漫画誌として名高い。3誌ともに、かつては大人漫画(ナンセンス漫画)を中心とした構成であったが、大人漫画の退潮によりストーリー漫画の雑誌となっている。創刊当初は官能小説や軽い性描写を含んだポルノ漫画が中心であり、『ゴラク』『マンサン』で連載されているやくざもの漫画は2000年代以降ほぼ皆無である。2000年代以降、『モーニング』や『ビッグコミック』などヤング向け青年漫画雑誌と同じく、特定の職業を題材に恋愛や社会問題を絡めた職業もの・社会派作品が多くなり、2013年8月時点では掲載作の過半数が職業もの関係が占めている。また、「ガズリング」のような女子高校生を主人公にした萌え調の作品や、陸乃家鴨・真鍋譲治など18禁漫画家として活動する作家の一般作品の連載も多い。連載作品のうち毎号掲載なのは四分の一程度でその他は不定期連載となっており、雑誌の巻末には4号後までの掲載スケジュールが載せられている。2012年からは公式サイト上でも同様の内容を掲載している。純粋に性描写を前面に出したポルノ漫画(非18禁)は「若奥さま喜々一髪」のみ長期連載中であり、それ以外は『週漫スペシャル(2010年休刊)』および『別冊週漫スペシャル(2014年休刊)』が扱うようになった。なお、お色気要素の入った読切作品をオムニバス形式で掲載する「SEXYシリーズ」コーナーがあり、2011年前半までは毎号掲載となっていた。しかし2011年後半以降は掲載頻度が大幅に減少し、一般の読切作品や不定期連載作品の掲載に充てられている。過去には植田まさしや鈴木義司、小島功、東海林さだお、コジロー、田中しょうらによるナンセンス漫画・4コマ漫画も数多く掲載されていたが、2015年現在、ナンセンス漫画は針すなおの「ウイークエンド笑」のみの掲載になっている。なお植田と東海林は当誌で漫画家デビューを果たした。2008年春から中ページで掲載されていた目次(「ウイークエンド笑」含む)を最終ページに移設し、表紙・カラーページ以外の紙も白色の上質紙に統一した。1969年から1980年まで明治神宮野球場の外野にフェンス広告を出稿していた。派生誌として『週漫スペシャル』(2010年休刊)および『別冊週漫スペシャル』(2014年休刊)があり、いずれもお色気路線に特化した漫画誌であった。創刊時から長らく、写真風のリアルなタッチで描かれた女性の一枚絵が表紙を飾っていた。表紙イラストはイラストレーターの塚本馨三(つかもと けいぞう)が1970年から担当。1970年4月11日号から2008年7月18日号までの38年5ヶ月の期間を対象として「一雑誌のイラスト制作者として世界一長いキャリア」の名目でギネス・ワールド・レコーズに認定されている。その後も休むことなく担当していたが、2010年頃から掲載作品のカラーイラストを塚本のイラストに端に添える形となり、2010年10月29日号からは逆に掲載作品のカラーイラストがメインとなった。そして、2011年5月6日号をもって塚本は表紙担当を降板し、連続掲載記録は41年でストップ。表紙は掲載作品のカラーイラストのみとなった。なお、塚本が表紙を手がける以前は画家の宮永岳彦が表紙イラストを執筆していた。単行本のレーベルは「芳文社コミックス」である。連載作品の全話単行本化は一部の作品しかなされず、単行本化されても初期の数巻のみ刊行され、未単行本化話数を積み重ねながら長期連載となったり、コンビニコミック(芳文社マイパルコミックス)での発売という場合もある。しかしながら、2010年以降に連載開始した作品は単行本収録話数(1巻9話前後)の倍数に合わせて完結し、全話単行本化される傾向にある。●印は単行本続刊中作品、◆印は連載初期しか単行本化されていない作品、▲はマイパルコミックスでの刊行作品。▼は未単行本化作品。特記無しは連載開始直後の作品もしくは不明。●印は単行本化済み完結作品、◆印は連載初期しか単行本化されていない作品、特記無しは未単行本化作品もしくは不明。
出典:wikipedia
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