『超時空要塞マクロス THE FIRST』(ちょうじくうようさいマクロス ザ・ファースト Super Dimension Fortress MACROSS THE FIRST)は、美樹本晴彦による日本の漫画作品。1982年にTVアニメとして放送された『超時空要塞マクロス』の漫画化作品。2009年より雑誌『マクロスエース』(角川書店)Vol.001からVol.008まで連載。2011年9月より雑誌『月刊ガンダムエース増刊 ニュータイプエース』(角川書店)へ移籍連載開始。『ニュータイプエース』休刊後、2014年4月よりウェブコミック配信サイトComicWalkerにて再開。1982年にTVアニメとして放送された『超時空要塞マクロス』は可変戦闘機をはじめとするメカニック、三角関係を描いた恋愛ドラマ、そして「歌」をフィーチャーした展開によりヒットする。1984年には劇場映画『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』が公開され、1980年代を代表するアニメの地位を獲得。その後も『マクロス7』、『マクロスプラス』など数々の作品が作られシリーズ化されてきた。2008年には「マクロスシリーズ」25年記念作品『マクロスF』がヒットしシリーズの再評価が進む。そうした中、劇中でマクロスが発進したとされる2009年を記念し、後のシリーズ作品を踏まえつつシリーズの原点を再構築した本作が連載開始された。掲載誌は本作品の連載開始と同時に創刊された『マクロスエース』。ストーリーはTVアニメをベースにしつつ、OVA『マクロス ゼロ』に関連する前日譚などオリジナルの要素も加えられている。キャラクターやメカニックのデザインは劇場版の要素を織り交ぜつつ、リニューアルや新設定も存在する。また、携帯電話やデジタルフォトフレームといった現実の2009年の風俗も取り入れられており、携帯電話でメールをやり取りしたり、写メールを撮るシーンなども存在する。作者の美樹本は以前はパソコンを使わず完全にアナログで漫画を描いていたが、この漫画で初めてパソコンの漫画製作ソフトを導入している。このためにドスパラの協力で新たにパソコンを購入している。アニメシリーズ第1作を当時のキャラクターデザイナー自身の手でリメイクするという手法や、新創刊の専門誌に掲載されるなど、安彦良和による『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』に通じるものがある。西暦2012年、リン・ミンメイは宇宙へと飛び立った。その3年前の2009年、全長1200メートルに及ぶ巨大な宇宙戦艦「マクロス」の進宙式の記念式典に行われる予定だったミス・マクロスコンテストに地元の中華料理屋の看板娘だったリン・ミンメイも参加する予定だった。1999年に地球に落下し、後に「マクロス」と名づけられるその物体は、未知のテクノロジーと宇宙を舞台にした戦争があることを物語っていた。地球人類はこの物体の解析をしつつ、「地球統合政府」の成立を急いだ。統合政府樹立のための統合戦争は10年にも及んだが、ようやくそれも終わり、マクロスは修復され、宇宙へと飛び立とうとしていた。そんな中行われた可変戦闘機バルキリーのアクロバット飛行中に一機のプロペラ機が入り込む。彼こそは大会で7回の優勝経験を持つエアレーサー一条輝であった。統合軍の少佐となった先輩のロイ・フォッカーとの再会を懐かしむ輝であったが、この時地球にマクロスを追って異星人の艦隊が接近していることを知る由もなかった。異星人の艦隊は地球統合宇宙軍の防衛ラインをやすやすと破り、衛星軌道上からマクロスへと攻撃を開始する。成り行きから輝はVF-1Dバルキリーへ乗り、この戦いに巻き込まれてゆく。登場メカニックのデザインはアニメ版を元にしてあるが、VF-1Dは天神英貴が、VF-1J改は河森正治がアレンジを行っている。
出典:wikipedia
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