『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス』(きどうせんしガンダム エクストリームバーサス、"MOBILE SUIT GUNDAM EXTREME VERSUS")は、バンダイナムコゲームスから発売・稼働されたチームバトルアクション。『機動戦士ガンダム vs.シリーズ』の9作目、シリーズ10周年記念作品にあたる。前シリーズ『機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム』及び続編の『ガンダムVS.ガンダムNEXT』(以下、『GvsG』と略記)に引き続いてのガンダムシリーズの主要モビルスーツによる、シリーズによって異なる世界観を超越・集結したオールスター(クロスオーバー)的作品。『エクストリーム』とは「過激な、極端な」という意味。本作のテーマは「極限進化」PlayStation 3互換基板のSYSTEM357を使用したゲームは本作で4作目となる。2011年12月1日に新機体やトライアルミッションなどの新要素を追加したPlayStation 3版が発売された。2012年12月13日にPlayStation 3版の廉価版となる『機動戦士ガンダム EXTREME VS. PlayStation3 the Best』が発売された。今作は『機動戦士ガンダム vs.シリーズ』では初となる要素を複数搭載している。戦績データ・CPU戦のステージごとのハイスコアの保存や後述のライブモニターでの試合リプレイの検索などができる。また、カード1枚で全機体を使用(大半の対戦格闘ゲームにおけるICカードとは違い使用機体の固定はない)でき、戦闘して得られる「ガンダムポイント(GP)」を下記の携帯サイトで消費・購入(もしくはレンタル)することが出来る。ICカードは度数消費型で、対戦1回 or CPU戦1回終了ごとに度数が消費されていくシステムとなっている。ICカードの使用度数は500。いわゆる公式サイト。iモード、EZweb、Yahoo!ケータイに対応している。ICカード記載のコードを入力することで登録でき、以下のことができる。登録すると1か月につき315円(税込)の情報料が必要。なお、キャリアや機種に関わらず、スマートフォンとEMnetには現時点では対応していない。戦闘中に表示される戦力ゲージやブースト・エクストリームバーストゲージなどのゲージ類のデザインを100種類以上から選ぶことが可能。なおデザインの変更は一括のみ。作品ごとの有名・人気のあるキャラクターを「プレイヤーナビ」として採用でき、戦闘後やブランチバトルコースのステージ選択時に戦評などをしゃべる。プレイヤーナビはレンタル形式となっており、レンタルできる期間は7日間と14日間の2種類設定されている(費用については7日間で2回レンタルするより14日間で1回レンタルする方が安くなっている)。採用できるプレイヤーナビは「30人以上」用意されているとしている。プレイ中に手に入れた称号、プレート、文字デコレーション、プレートデコレーションの4種類の素材を組み合わせることで、1000万通り以上のカスタム称号を作り出すことができる。また特定の条件を満たすことで「レア称号」と呼ばれる特別な称号も購入できる。特定の楽曲が収録された「プレイリスト」を購入し、リストの中から任意に流したい曲を選んで戦闘中に流すことができる。なお前述の通り、ゲージデザインの変更、プレイヤーナビのレンタル、称号の購入、楽曲リストの購入にはGPが必要。特定プレイヤーの主観視点や4画面同時表示などの視点変更もできる他、店内や全国で行われる対戦リプレイの配信、機体の使用率や連勝記録などのランキングも表示できる。また導入ロケーションで大会を実施する際の運営支援モードも搭載している。全国の対戦リプレイ機能と大会運営支援モードはRev.B11で実装。なおSDセットにはライブモニターは付いてこない。セガの「ALL.Net」のネットワークを使用することで、定期的に追加機体・パイロット・プレイヤーナビ・ステージの実装や対戦リプレイの配信などの配信、ゲームバランスの修正を実施している。このためか本作はALL.Netに接続しないとプレイ自体ができない。なお、現時点では全国の筐体同士によるネットワーク対戦は実装されていない。概要の項目に書かれているとおり、基本的なシステム(2on2のチームバトル、8方向レバー+4ボタンの操作体系)は今までのガンダムvs. シリーズを継承している。前作『NEXT』で消えたゲージ制の特殊システムが今作で復活している(後述)。総コストは6000と明言されており、機体のコストは1000・2000・2500・3000の4段階に分けられており、『GvsG』シリーズで導入されたコストオーバーシステムやチームシャッフルは今作でも導入されている。攻撃モーションをキャンセルするシステムの総称。格闘攻撃のモーションをステップ(同一方向へのレバー2回入力)で、射撃行動もブーストダッシュでいずれもキャンセルすることで、ブーストゲージを消費して次の行動に移れるシステム。『NEXT』のNEXTダッシュ、『連合vs.Z.A.F.T.II』のSPEED覚醒での攻撃キャンセルを発展させたもの。『連合vs.Z.A.F.T.II』までにおける覚醒システムの発展版。攻撃を受けたり撃墜されるなどの条件で増加するゲージをため、ゲージが半分以上たまった状態で射撃 + 格闘 + ブーストの3ボタン同時で発動する。一定時間機体性能が強化され弾数やブーストゲージが回復し、ゲージ満タン時に発動するものは被攻撃時に強制的に攻撃の硬直をキャンセルできるなどの特徴は『連合vs.Z.A.F.T.』シリーズの覚醒と変わりないが、今回は機体によっては発動中に再び射撃 + 格闘 + ブーストの3ボタン同時押しをする事で特別な攻撃ができる機体や、発動中は一部の武装が強化されたりする機体もある。今回のCPU戦は3種類のコース(サバイバルバトルコースは未実装)から1つを選択してプレイする。現在、登場することが判明しているのは以下の通り。稼働時の2010年10月時点での映像作品では『新機動戦記ガンダムW』、『G-SAVIOUR』、『MS IGLOO2 重力戦線』からの登場はない。また、最終的な機体総数は50機以上になるとしている。()内の機体は支援機体として登場する機体。下記のリストのうち、機体名の左に「●」印が付いているのは業者向け案内資料に掲載されていたが、第一期ロケテストの時点では機体選択画面にはなかった機体。「▲」印が付いているのは第一期ロケテスト時点では「機体選択画面でカーソルは合わせられたが、機体はシルエットになって選択できなかった」機体、「○」は第二期ロケテストにて実施されたアップデートのテストの際に追加された機体、「★」は本稼動後の追加アップデートに追加された機体、「■」はPS3版で追加された機体、「◆」はPS3版のダウンロードコンテンツで配信された機体。また、『GvsG』シリーズのモビルアシストからプレイヤー機になった機体(ベルガ・ギロス、ドラゴンガンダム、ガナーザクウォーリアなど)や、逆にプレイヤー機から支援機体になった機体(ガンタンク(ガンダムの支援機体)、カプル(∀ガンダムの支援機体)、ビキナ・ギナ(F91の支援機体)など)が存在する。PS3版のトライアルミッションでは、アーケード版やアーケードモードでは未登場、または支援機体として登場した機体が敵機や僚機として出現するが、プレイヤーは使用できない。全機に共通することに、体力が一定以下になると常にエクストリームバースト状態になる。追加されたボスの大半はトライアルミッションのみの登場。ブランチバトルコースのステージ8(最終ステージ)に登場。人工知能が進化した意識体・ex-(イクス)が宿る、その名が示す通り“極限のガンダム”。対峙する相手に“極限の絶望”を与えるために創られた。ex-(イクス)曰く「進化の極限に創造されし、絶望の象徴」。その姿は機体各部に常時青く光り輝く発光パーツを備え、歴代ガンダムシリーズの主役機体のデザインを融合させたようなシンプルな形状だが、いざ戦闘開始となると、それぞれの戦局に極度に進化した各種巨大補助兵装のいずれかを装着して迎え撃つ。デザインは大河原邦男。本作品と連動する物語を描く、「ガンダムvs.シリーズ」10周年記念漫画『ガンダムEXA』にも登場する。『ガンダムEXA』でのエクストリームガンダムは、搭乗者でもあるイクスが、完全で理想的な世界を調停すべく設計した。機体の開発者はイクスだけでなくセシアも関わっており、開発には他のGダイバーが持ち帰ったGAデータが反映されている。作中では、データ不足ゆえの未完成の状態で初陣を迎えるも、その戦闘能力は、追加戦闘補助能力がない状態でもシェンロンガンダム、ガンダムサンドロック、ガンダムヘビーアームズを単独で撃破するほどに高い。頭部は前後にガンダムフェイスがあり、前後の顔に2パターンの合計4つの顔が存在し、各種巨大補助兵装の装着の際、それぞれに適合した顔に変形する。2011年2月に各種巨大補助兵装の無い本体のみがガンプラとして、2014年7月にROBOT魂にて商品化され、機体各所にある常時青く輝く発光パーツがクリアパーツで再現されている。商品化に伴い、兄弟機であるエクストリームガンダム(type-レオス)との混同を避けるため、「エクストリームガンダム(type-イクス)」の名称で呼称されることもある。本作から、ボーカル楽曲以外の曲は全てバンダイナムコゲームスによるアレンジ版となっている。
出典:wikipedia
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