コンドロヴォ(; Kondrovo)はロシア連邦のカルーガ州中部にある都市で、ウグラ川の支流シチャニヤ川()沿いに建つ。州都カルーガからは北西へ40キロメートル。ジェルジンスキー地区の行政中心地でもある。人口は17,177人(2002年国勢調査、1989年ソ連国勢調査では17,212人)。もとはコンディレヴォ()と呼ばれたコンドロヴォは、モスクワ大公国の貴族(ヴォイェヴォダ)ドミトリー・コンディリョフに対し、1500年から1501年の第二次モスクワ・リトアニア戦争で従軍した功績により世襲領(ヴォーチナ、)として認められた。1790年、この村に製紙工場ができ、19世紀の終わりごろには高品質の紙を作る工場として知られていた。コンディレヴォという地名は、1840年代までの間に次第にコンドロヴォへと変化している。1938年にコンドロヴォは市の地位を得た。第二次世界大戦の独ソ戦(大祖国戦争)では、1941年10月9日にドイツ国防軍により占領されたが、モスクワ付近から前線を西へ押し返した赤軍西部戦線の反攻(ルジェフ・ヴャジマ攻勢)により1942年1月19日に解放された。コンドロヴォ市の主要な工場は、今日でも製紙工場(KBK、コンドロフスカヤ製紙会社)であり、羊皮紙、ノート、トイレットペーパー、衛生用品などを生産している。最寄の駅は、1874年に開通したヴャジマ・カルーガ・ウズロヴァヤ・リャジスク間の鉄道にあるゴヴァルドヴォ駅である。
出典:wikipedia
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