『トムさんと悪友』(Sleepy-Time Tom、1951年5月26日)はトムとジェリーの作品の一つ。悪友のブッチら野良猫三匹と一晩中飲み明かしたトムは、ヘロヘロになって家へと戻ってきた。家ではお手伝いさんがカンカン。「トム!お前の代わりにあたしが一晩中冷蔵庫の番をしてやったんだ!今度はお前が冷蔵庫の番をするんだよ!もし眠ろうものなら、この家から叩き出してやる!」それを聞きつけたジェリーは、あの手この手でトムを眠らせようとする。しかしトム自身も眠くてたまらない。ジェリーに食パンの枕を勧められれば一瞬で鼾を立て、ジェリーを追って転べば瞬間的に寝入る。そのたびに鼾を聞きつけて駆けつけるお手伝いさんに、「トム!お前、寝てなかったろうね!」と怒鳴り散らされる。何とか眠らないよう努力するトムだが、まぶたにつっかい棒をしても、テープを張り付けても、腹がダブダブになるほどコーヒーを飲んでも効果がない。そこでトムはまぶたに目玉を描きつけ、起きているようにごまかすことにした。その姿で眠るトムをお手伝いさんも見破られず、「ちゃんとやっているね」と褒める。面白くないジェリーは、トムの尻の毛を剥いで無理やり起こす。怒るトムはジェリーを追うが、その先には「ステキなベッド、あります」との看板。もちろん、これもジェリーの作戦だった。ジェリーが描きつけた行き先表示の先には、気持ちのよさそうなベッド。トムは大喜びで潜り込み、寝息を立て始める。しかしそれはお手伝いさんの寝床だったものだから・・・哀れとトムは家をたたき出される。しかしそれでも、路上のレンガを枕に眠りこける。そこへまた悪友三匹組が通りがかった。彼らは眠り込むトムを引き入れて、夜の街へと繰り出していくのであった。TBS系および他系列で1964年~1990年頃まで時折放映された。
出典:wikipedia
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