甲仙地震（こうせんじしん）は、2010年3月4日08時18分（台湾時間）に台湾高雄県で発生したマグニチュード6.4の地震である。地震の揺れは香港や中国福建省でも感じられた。台湾の地震測報センターによれば、高雄県では過去100年で最大級の地震であるとしている。96人が負傷し、54万世帯が停電した。まだ左営発台北行の台湾高速鉄道110号が時速約300kmで走行中、南部科学工業園区台南園区の地点で1両が脱線。これが台湾高速鉄道開業以来、史上初の営業運転中の脱線事故となった。

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