徳楽寺(とくらくじ)は、三重県伊賀市にある、真言宗御室派の仏教寺院。山号は塩岡山(しおおかざん)、院号は薬師院(やくしいん)。本尊は薬師如来。本尊は秘仏で厨子に入り、33年ごとに開帳される。寺伝によると、保延6年(1140年)頃、藤原氏が京都東山九条に講善院を建て、新居(にい)荘の田20町歩を寺社領としたとき、この地に薬師院と呼ばれる堂宇を建て、荘務を司っていたとされる。室町期(1390年~)のころ舜栄法印が、徳楽寺として開山したと伝わる。天正9年(1581年)第二次天正伊賀の乱のとき、織田信長の軍勢によって堂宇を焼かれる。このとき本尊の薬師如来は、天空に飛び去り、行方がわからなくなっていたが、あるとき村人が、東高倉の川の渕に潮がさすのを見て、川底に沈む薬師如来を発見したと伝えられ、その地を今でも「塩渕」(「塩淵」)と呼んでいる。その後信者が、薬師如来に塩断ちをして願掛けをし、その分の塩が奉納され、奉納された塩が白い岡のようになったということで、山号の「塩岡山」の由来になったといわれている。
出典:wikipedia
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