「スカイ・ハイ」()は、イギリスのポップ・ミュージック・グループ、ジグソーが1975年にリリースしたシングルである。この楽曲は映画『』のテーマソングとして用いられ、Billboard Hot 100で最高3位、全英シングルチャートで最高9位を記録した。2年後、日本ではミル・マスカラスのリング入場のテーマ曲として流されたことをきっかけに大ヒットする。日本での発売元のテイチクは「出す前は売れるとは思わなかった」というが、蓋を開けてみるとオリコンシングルチャートで総合チャート最高2位、洋楽チャートで1977年3月14日付から11週連続1位(1977年度の年間1位も獲得)を記録し、日本だけで公称90万枚以上を売り上げた(オリコン調べでは約57万枚)。これ以後日本では、二匹目のドジョウを狙ったスポーツ関連の企画盤、便乗盤レコードが次々と発売されることになる。この楽曲には2つのバージョン、「メインタイトル」版と「シングルカット」版があり、後者はアップテンポで1分ほど短い。前者は映画のファーストシーンで用いられた。フルオーケストラを駆使した華麗なサウンドとは裏腹に、歌詞は「君に恋したのに、君は僕を空高く吹き飛ばした」と失恋を歌っている。日本盤シングルは規格品番とB面曲が異なるいくつかの盤がある。1975年発売の「ブランド・ニュー・ラヴ・アフェアー」をB面曲としたもの(BASF/テイチク、規格品番:UP-499-B。1987年に同内容で再発盤(規格品番:YE-35-V)が発売されている)、1977年発売のピート・ジョンズ・オーケストラの「スポーツ行進曲」をB面曲としたもの(スプラッシュ/テイチク、規格品番:MA-90-BS。この盤のジャケットはミル・マスカラスの写真が使用されている)、1982年にトヨタ・ライトエースワゴンのCMイメージソングに起用されたことをきっかけに発売された「バック・アゲイン」をB面曲としたもの(スプラッシュ/テイチク、規格品番:T07S-7002)である。イギリスの歌手(ビリー・マイヤーズ)は1995年に、この曲をダンスカバーしてデビュー。オーストラリアではチャートのトップ10に入るほどのヒットとなった。日本のロックバンドBEAT CRUSADERSは、この曲のカバーを行い、2005年にリリースされたアルバムMUSICRUSADERSに収録した。イタリアのレコード会社 The SAIFAM Groupは、2000年に DJ Mikoによるカバーをプロデュースした。SAIFAMやイギリスのレコード会社クローン・レコードによるものを含むコンピレーションCDで聞くことができる。DJ Miko版は DJ KAYAにもリミックスされ、2006年にリリースされたDancemania TRE*SURE 10th Anniversary Special Editionなどに収録された。イギリスのレコード会社はジグソー版のリミックスシングルを2006年にリリースし、同年リリースされたAlmighty Definitive 4にも収録された。アメリカのヒップホップグループボーン・サグズン・ハーモニーはこの楽曲を"Flow Motion"でサンプリングし、2007年にリリースされたアルバム"Strength & Loyalty"に収録された。 また、A TOUCH OF CLASSのNew York Cityという楽曲でもサンプリングされている。
出典:wikipedia
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