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オスカー2世 (海防戦艦)

オスカー2世(Pansarskepp HMS Oskar II)はスウェーデン海軍の海防戦艦で同型艦はない。艦名はスウェーデン王オスカル2世 (スウェーデン王)に因む。本艦はスウェーデン海軍がバルト海自国の沿岸警備のために造り上げた海防戦艦である。本艦はアラン級海防戦艦の副砲の強化型として1901年度海軍計画に於いて追加で1隻の建造が承認され、1903年にイェーテボリ造船所に発注された。本艦の基本構造は平甲板型船体で水面下に衝角の付く艦首から艦首甲板上に「1898年型 21cm(44口径)カノン砲」を収めた単装式の主砲塔が1基、その背後から上部構造物が始まり、司令塔を下部に組み込み、左右に船橋(ブリッジ)を持つ操舵艦橋が設けられ、頂上部に見張り所を持つ簡素な単脚式の前部マストが立つ。船体中央部には等間隔に並んだ3本煙突が立ち、その周囲は煙管型の通風筒が立ち並び、煙突の後方は艦載艇置き場となっており、艦載艇は前後マストのボート・クレーンと2番煙突の側面に設けられた2本1組のボート・ダビッドが片舷1組ずつ計2組によって運用された。舷側甲板上には副砲の15.2cm連装砲塔を背中合わせで片舷2基ずつ計4基が配置され、旋回する砲塔が上部構造部に干渉しないように片舷2カ所ずつ凹まされていた。その上部構造物は後部見張り所を基部とする後部マストが立った所で終了し、甲板一段分下がった後部甲板上には後ろ向きの21cm単装主砲塔の順である。この武装配置により前後方向に最大21cm砲1門・15.2cm砲4門、左右方向に最大21cm砲2門、15.2cm砲4門が指向できた。1911年に前部マストを三脚型に改造するとともに地頂上部に射撃指揮所が設けられた。更に1938年から1939年にかけてボイラーを石炭・重油混焼缶に換装した際に3本煙突は若干太くなり後部マストが撤去された。後記する対空火器の増強も行われ、満載排水量は4,850トンに増加した。主砲はボフォース社の新設計の「1898年型 21cm(44口径)カノン砲」を採用している。その性能は重量45.8kgの砲弾を最大仰角12度で10,925mまで届かせることが出来た。俯仰能力は仰角12度・俯角5度である。さらに旋回角度は左右120度の旋回角度を持っていた。砲塔の旋回、砲身の上下・砲弾の装填の動力は電動で補助に人力を必要とした。発射速度は毎分1発である。副砲はボフォース社の新設計の「1903年型 15.2cm(50口径)速射砲」を採用しており、この砲は同時期に建造された装甲巡洋艦「フライヤ」の主砲にも採用された。その性能は重量45.8kgの砲弾を最大仰角30度で13,716mまで届かせることが出来た。これを連装式の砲塔に収め、砲架の俯仰能力は仰角30度・俯角5度である。さらに旋回角度は左右120度の旋回角度を持っていた。砲塔の旋回、砲身の上下・砲弾の装填の動力は電動で補助に人力を必要とした。発射速度は毎分3~4発である。その他に対水雷艇様にボフォース 5.7cm(55口径)速射砲を採用しており、この砲は同時期に建造された装甲巡洋艦「フライヤ」の備砲にも採用された。その性能は重量2.72kgの砲弾を最大仰角20度で5,000mまで届かせることが出来た。これを卵巣砲架で10基を搭載した。砲架の俯仰能力は仰角20度・俯角20度である。旋回角度は360度の旋回角度を持っていたが実際は上部構造物により制限を受けた。砲架の旋回、砲身の上下・砲弾の装填の動力は人力を必要とした。発射速度は毎分20発である。他に3.7cm速射砲1基を艦上構造物に装備した。他に対艦攻撃用に45cm水中魚雷発射管を単装2基装備した。1916年に5.7cm速射砲2門を撤去し、新たに5.7cm(55口径)高角砲を単装で2基搭載した。本艦は1938年から1939年にかけて近代化改装が行われた時に、5.7cm速射砲8基と5.7cm高角砲2基と45cm水中魚雷発射管2門を撤去した代わりに、対空火器の強化が行われた。対空兵装として軽巡洋艦「ゴトランド」にも採用されている「ボフォース Model 1928 7.5cm(60口径)高角砲」を採用した。その性能は6.8kgの砲弾を仰角45度で最大射程14,000mを、最大仰角90度で最大射高10,000mまで届かせる事ができた。これを連装砲架で2基を搭載した。砲架の俯仰能力は仰角90度・俯角5度である。さらに旋回角度は舷側方向を0度として左右150度の旋回角度を持っていた。砲の旋回、砲身の上下・砲弾の装填の動力は人力を必要とした。発射速度は毎分12~15発である。他に近接対空火器として「ボフォース 2.5cm(58口径)機関砲」を連装砲架で1基、「8mm(82口径)重機関銃」を連装砲架で2基装備した。他に対艦用に53.3cm魚雷発射管を連装で2基を搭載した。本艦は当時の列強の前弩級戦艦と同じく水線部を広範囲に防御する舷側装甲を持っていた。舷側の水線部はもっとも厚い部分で150mmであり、そこから艦首と艦尾の末端部で100mmから50mmまでテーパーした。一方、甲板防御は平坦部は25mmから35mm装甲で、舷側装甲と接続する傾斜部は50mm装甲が張られた。主砲塔は前面部が190mmで側面部は125mmで、バーベット部はもっとも厚い部分で180mmであった。副砲塔は125mm装甲が張られ、副砲塔の間の舷側部には100mm装甲が張られて副砲弾薬庫は防御されていた。

出典:wikipedia

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