


「今週のどんだんず」(こんしゅうのどんだんず)は、1984年より断続的に青森放送(RAB)のラジオ番組・テレビ番組(1996年 - 1998年のみ・詳細は後述)で放送されていた投稿コーナーである。通称「どんだんず」、「DDZ」(英字表記「Don-Dan-Zu」の略字)。企画・コーナー進行は同局元アナウンサーでプロデューサー・パーソナリティの橋本康成。「どんだんず」とは津軽弁で「いい加減にして!」「それってどうなの?」などと、突っ込みもしくは疑念の意で使われる言葉。
「日常の怒りを笑い飛ばす」というコンセプトのもと、リスナーの日常で起きた不条理、滑稽で思わず突っ込みたくなるエピソードを募集し紹介するという内容であるが、ネタハガキの多くが津軽弁を交えての文体で投稿されており、ローカル色を打ち出している。家族や友人など、いわゆる他人の揚げ足取りがネタの主流であるが、リスナー(投稿者)自身の恥ずかしいエピソードや社会への不満・愚痴など、突っ込みの範疇から外れたネタも少なからず存在するため、内容は多岐にわたっている。ネタの朗読とコーナー進行は、1984年の開始時から一貫して橋本康成が担当しており、津軽弁はもとより登場人物に応じて自由自在に声色を変える橋本のネタ読みがコーナー特有の雰囲気を醸し出している。中でも祖父母(老人)絡みのいわゆる「ジジババネタ」は、橋本による声色の絶妙さも相まって根強い人気を得ており、近年では傑作選CDのトラックタイトルにもその影響が反映されている。また、青森県外のリスナーからも投稿が寄せられている。ネタは必ず「どんだんず〜!!」の叫びで締めくくる(叫び方は、ネタの内容やウケに左右されるため一定していない)。オープニングで流れるタイトルコールとお囃子は1984年のコーナー開始時のものを一貫して使用しており、傑作選のCD全作にも同様の音源が収録されている。コーナー開始当初は、ト書きが共通語で台詞が津軽弁という形式の投稿が多かったが、回を重ねるに連れてト書きも含めた全面津軽弁での投稿が増え、現在の主流となっている。文体に関するルールを定めていないため、共通語や南部弁での投稿も少なくないが、南部弁が使われている三八地域のリスナーが、無理を押してか津軽弁で投稿する事例が多いことから、橋本が放送内で「投稿は南部弁でもOK」という趣旨の発言をしたこともある。その中でも、よく使われる津軽弁の語句をまとめたので参照されたい。「ワラッター!」(金曜・土曜)のレギュラー陣に青森県外出身者が多かったことや、リスナーおよびゲストへの配慮として、橋本は方言および青森県特有の事情について適宜、解説を入れていた。なお、橋本自身は三沢市出身であり、根っからの津軽弁話者ではない。「ワラッター!」シリーズのコーナーとしては、金曜時代・単発・土曜時代を通して、日清食品一社提供で放送している。放送内で採用されたネタを収録したCD・書籍も発売されている。()は発売年。RABの自主制作により青森県内で発売。枚数限定で再発もされていない。
出典:wikipedia
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